Startup Portfolio
投資会計のFundGuard、Rimesとの提携でデータ管理と継続的な会計処理を連携
FundGuardはRimesと提携し、投資データの管理から会計処理までをつなぐ取り組みを進めます。RimesのIntelligence FabricとFundGuardの会計基盤を連携させ、管理されたデータを会計環境で利用できるようにする計画です。両社は運用会社やファンド管理会社などを対象に、システムの接続やデータ照合の負担を減らすことを目指しています。提供開始の詳細や定量的な改善効果は、今回の発表では示されていません。
背景にあるのは、データを集める仕組みと、それを日々の業務に使う仕組みの分断です。RimesはIntelligence Fabricについて、運用、リスク管理、事務処理などの部門が共通のデータ基盤を使うための構成と説明しています。多様な提供元の情報をつなぐだけでなく、データの由来を追跡できることや、業務を継続的に管理できることも重視します。AIの活用を広げる際にも、判断の土台となる情報を部門ごとに別々に扱わない設計を打ち出しています。
一方、FundGuardの投資会計基盤は、保有証券や現金の状況を日中にも更新し、外部システムへAPIでつなぐ仕組みを備えています。同社は、運用判断に使う記録と会計上の記録を同じ基盤で扱い、担当部門ごとに必要な見方で情報を利用できる点を特徴としています。会計を締め処理のためだけの仕組みではなく、運用現場へ情報を届ける基盤として位置付ける考え方です。今回の連携は、データ管理と会計基盤のそれぞれの役割をつなぐ取り組みとなります。
FundGuardについて
FundGuardとは、2018年設立の投資会計ソフトウェア企業です。Lior Yogev、Yaniv Zecharya、Uri Katzが共同創業しました。米国ニューヨークやイスラエルのテルアビブなどに拠点を置きます。運用会社や資産保有機関、保管銀行、ファンド管理会社向けに、複数資産クラスを扱うクラウド基盤を提供しています。AIと業務自動化を活用し、投資会計の効率化やリアルタイム情報の活用を支援する点が特徴です。
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