Startup Portfolio
AIブラウザのStrawberry、業務用コンパニオンを備えた1.0を正式公開
Strawberryは、AIブラウザ「Strawberry 1.0」を正式公開しました。対象は、営業や採用、マーケティングなどでウェブサービスを使いながら仕事を進める、プログラミングを専門としない担当者です。別のチャット画面に情報を移して質問するだけでなく、普段開いているタブや業務ツールの中でAIに作業を手伝わせることを目指しています。macOSとWindowsで利用でき、同社が「コンパニオン」と呼ぶAIアシスタントを、日常業務の流れに組み込む構成です。
1.0では、営業向けのSales Sallyや採用向けのTalent Theoなど、仕事に応じたスキルとルーチンを持つ9種類のコンパニオンを用意しました。利用者は外観も選べ、新規タブのCompanion Plazaからコンパニオンを呼び出せます。その土台となるルーチン機能はベータ段階から提供されており、毎朝の受信箱の要約や、顧客からメールが届いた際の返信案作成などを設定できます。ただし、予定時刻にパソコンが停止・スリープしている場合は、次にStrawberryを開くまで実行を待つ仕組みです。
同じく既存機能として、会議に専用ボットを参加させずに音声を記録し、要約や対応事項の整理につなげる機能があります。コンパニオンの指示や知識をチームで共有する一方、個々の会話履歴は非公開にできるため、個人が整えた仕事の進め方を同僚にも引き継ぐ用途を想定しています。単発の回答から反復業務へと利用を広げる製品ですが、同社によると、メール送信や投稿、記録の変更では利用者の承認を求め、パスワードはブラウザ内に保持します。業務の自動化と、人が確認して進めるための仕組みを組み合わせています。
Strawberryについて
Strawberryとは、2023年に設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とする企業です。Charles Maddock、Sebastian Thunman、Arian Hanifiが共同創業しました。主力製品は、業務を支援するAIコンパニオンを組み込んだブラウザです。営業や採用など、プログラミングを専門としない利用者を対象にしています。普段使うウェブサービスの中で、情報収集や反復作業を支援する設計を特徴としています。









