Swimm : エンジニアの開発力を飛躍的に高めるコードベースリポジトリ管理ツール

新しいリポジトリへの移行は、エンジニアにとって時間のかかる作業です。新しいコードベースに慣れてもらうよう教育したり、新入社員へ説明したりと、本業以外の部分に多くの時間が費やされています。ドキュメント類も色々と分散管理されているケースが多々あり、非効率だと感じるケースが多いのですが、開発が複雑になってくると必ずと言っていいほど、このような状態に遷移してしまいます。今回は、このような課題を解決するツールを開発しているイスラエルのスタートアップSwimmを取り上げます。

■スタートアップ名：Swimm
■サイト：https://swimm.io/
■分野：Software, Development

■ソリューション：エンジニアが迅速かつ容易に新しいコードベースに移行するのを支援し、チームの生産性、独立した作業、価値を生み出すまでの時間を最適化するツールを開発

■ポイント：
・どのようなコードベースにもアドオンとして機能し、すべての貢献者がローカルでアクセス可能
・ユニットはウォークスルーで、リポジトリに影響を与えることなく、コードエリアがどのように接続されているかを示したり、ロジックや問題点を表示したりするために使用可能
・リポジトリで何を見る必要があるのかを強調表示
・ガイド付きのステップバイステップのコード探索アプローチ
・チームのドキュメント作成を継続的に支援し、ナレッジセンターとしてドキュメントを統合し、チャットスレッドや古いWikiに費やす時間を節約
・Swimmはオープンソースプロジェクトに無料で提供されており、オープンソース界での利用が促進されると、一般の開発者の間にも早い速度で浸透します。今後ツールの利便性を向上させ、デファクトのリポジトリ管理ツールの地位を築けるか期待です。