2022/02/03
Startup
イスラエルの100億ドルFinTech企業Rapydが、米国市場参入を目指す
イスラエルで最も価値のある民間テクノロジー企業Rapydが、新規株式公開に先立ち、世界最大の経済圏に足がかりを築くため、米国に拠点を置く企業の買収に乗り出していることが明らかになりました。Arik Shtilman最高経営責任者(CEO)によると、米国への進出は、8月に100億ドルと評価された決済新興企業Rapydが、2~3年後の上場に向けて米国の投資家に対する魅力を高める計画の一環であるとのことです。これは、950億ドル規模のデジタル決済企業で、世界で最も価値のある新興企業のひとつであるStripe Inc.のような企業に対抗するための動きです。Rapydは、最終的な株式売却に参加しようとする投資家がバイアスをかけるリスクに対処するため、売上の20%を米国で占めることを望んでいると述べています。
Shtilman、Arkady Karpman、Omer Prielによって2015年に設立されたRapydのプラットフォームは、デジタルクロスボーダー取引を促進します。また、100カ国以上の900の現地で好まれる方法から企業が選択できる決済ネットワークも構築しました。Rapydは1年足らずで6億ドルを調達し、イスラエルのハイテク業界にとって飛躍の年となったこの年に、その成長に拍車をかけました。
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