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Cyfirma サイバー脅威の早期発見と脆弱性に関するコンテキストに基づいたインテリジェンス
サイバー攻撃はますます頻度を増し、巧妙になってきていますが、ほとんどの企業は、いつ、どのように狙われるのか、どこに脆弱性があるのかについてほとんど知見がないまま、空中を飛んでいる状態です。OurCrowdは、包括的なプラットフォームと実用的なダッシュボードを開発し、企業がいつ、どのようにサイバー犯罪者に狙われるか、どこに脆弱性があるかを認識できるようにしたシンガポールの急成長企業、Cyfirmaに投資しています。
サイバー攻撃は、その件数と巧妙さを増し続けています。組織犯罪、企業スパイ、国家など、多様な敵対勢力による多種多様な攻撃により、脅威の状況は絶えず進化しています。サイバー脅威の早期発見と脆弱性に関するコンテキストに基づいたインテリジェンスが不可欠ですが、このようなサイバーインテリジェンスと外部脅威の可視化は困難な状況です。
DeCYFIRは、セキュリティリーダーが6つの脅威の柱(攻撃表面の発見、脆弱性インテリジェンス、ブランドインテリジェンス、デジタルリスクの発見、状況認識、サイバーインテリジェンス)を統一的に把握できるようにするものです。ディープウェブ、ダークウェブ、ハッカーフォーラムなどのクローズドなコミュニティから収集した脅威指標や、Cyfirma独自の研究の分析に基づいて、確率予測モデルと分析エンジンを用いて攻撃を予測することができます。Cyfirmaは、外部からの脅威情報を提供することで、サイバー攻撃の兆候を察知した際に早期警戒情報を共有し、サイバーチームが知的財産の窃盗やランサムウェア攻撃などの悪質な行為を阻止するために迅速な行動を取ることを可能にします。
Cyfirmaは、3年連続で前年同期比100%のARR成長率を記録しており、素晴らしい牽引力を持っています。四半期ごとのARRは、2022年度第4四半期の$8.6Mから2023年度第1四半期には$9.23Mへと5%の伸びを記録しています。堅調なパイプラインと新規地域への拡大により、2023年度第2四半期末のARRは1,100万ドルに達すると予想され、既存顧客の売上高維持率は105%です。
Cyfirmaは、日本市場への参入に成功し、三菱、NEC、Singtel、東芝など、日本のトップ企業40社のうち39社と契約しています。アジアでスタートした後、現在は米国にも進出しています。Cyfirmaは、AWS、MBSD、NTTデータ、TISとパートナーシップを結んでいます。
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