コミュニティ・エンゲージメント・プラットフォームOpenWebが1億7000万ドルのシリーズFを15億ドルの評価額で調達

より健全なOpenWebのためのコミュニティ・エンゲージメント・プラットフォームを開発してきたOpenWebは、Georgianが主導するシリーズFの資金調達で1億7000万ドルを調達し、評価額は15億ドルに達すると発表しました。これまでに同社は3億9300万ドルの資金を調達しています。
OpenWebのB2B2Cプラットフォームは、ユーザーの活性化と管理、ファーストパーティデータの集約と管理、AIモデレーション、ソーシャル体験など、エンドツーエンドのユーザー体験を実現するように設計されています。同社独自の技術は、ニューヨークタイムズ、ハースト、ヤフー、ペンスキーメディアコーポレーション、ニューズコーポレーションなど、世界のトップパブリッシャーに採用され、従来のソーシャルメディアから独立し、信頼、コミュニティ、質の高い会話を育成するために利用されています。
同社は今年6月、イスラエルでの研究開発活動を縮小し、同社の経営をすべて米国に移管しました。その一環として、14名の開発要員を解雇し、同時に米国で他の要員を採用しました。

このプラットフォームは、市民参加と高品質のコンテンツ制作を奨励し、拡張可能でブランドセーフな広告を通じてファーストパーティデータを活用し収益化します。
OpenWebの共同設立者兼CEOであるナダヴ・ショヴァルは、次のように述べています。「今回の出資は、私たちが掲げたミッションに対する大きな自信の表れです。この投資は、有害性と闘い、より健全でオープンな会話の場を作り、社会を前進させるという、私たちが掲げた使命に対する驚くべき信頼の表れです。メディア業界では今、パラダイムシフトが起こっており、私たちは、人々が仮想空間で互いにコミュニケーションをとる方法や、出版社や広告主が視聴者と持続的な関係を形成・維持する方法に大きな変化をもたらす機会を手にしています。OpenWebは、将来のオンラインネットワークのためのビルディングブロックを提供しています。」

OpenWebは最近、グローバルな広告プラットフォームであるADYOULIKEを1億ドルで買収したことを発表しました。今回のシリーズFの資金調達は、昨年11月のシリーズEラウンド（1億5,000万ドル）に続くものです。OpenWebは1,000社以上のパブリッシャーと提携し、毎月1億人以上のアクティブユーザーを受け入れています。2012年に設立されたOpenWebは、ニューヨーク、テルアビブ、キエフ、サンディエゴ、カナダ、ロンドン、パリに265人以上の従業員を擁しています。