2023/04/17
Startup
労働者向け決済プラットフォームBranchが、ギグワーカーに関する調査結果を発表
労働者向け決済プラットフォーム「Branch」が、米国のギグワーカーと独立請負業者を対象とした調査結果を発表しました。この報告書では、ギグワークが主要な収入源として選ばれる傾向が明らかになっています。
- ギグワークが主要な収入源となり、61%の人々がギグワークを選ぶようになりました。これは2021年の21%から約3倍増加しています。
- インフレが懸念される中、63%の労働者が物価上昇を受け、ギグワークを増やしています。
- ギグワーカーは、従来の給与制度と比較して、ギグエコノミーでの経済的展望に楽観的です(53%)。特に、Gen Zのギグワーカーはこの数値が58%に上昇しています。
- 緊急時の貯蓄ができていないミレニアル世代のギグワーカーが増えており、41%が貯金がゼロです。
- ギグワーカーの34%がデジタルバンキングを利用しており、83%がギグプラットフォームから提供される金融サービスに興味があると答えました。
また、Branchは、大型商品の即日配送を提供するプラットフォーム「Bungii」の労働者向け決済プラットフォームとして採用されています。Bungiiは、現在50の主要都市でサービスを展開し、今後1年で運転手の数を4倍に増やす予定です。Branchを採用することで、新たなドライバーに簡単に銀行口座を提供し、初日から支払いを受け取れるようになります。
Bungiiの製品担当副社長であるMark Vanderweide氏は、次のように述べています。「Branchがドライバーや運営チームの支払い手続きを簡素化し、労働者に素早く銀行口座を提供することで、手間を省くだけでなく、より魅力的な労働環境と支払い体験を提供することができます。ドライバーの生活を向上させ、迅速な支払いやキャッシュフローの改善をもたらすだけでなく、私たちはすぐに時間とお金を節約することができました。以前のソリューションでは毎月3%以上を支払っていたのが、無料のソリューションでは、ドライバーの支払いに充てていた時間を実質的に自動化することができました」
TagsFinTechUnited States
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