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B2B決済Melio、中小企業向けB2B決済モバイルアプリを提供開始
Melioは、中小企業が外出先でB2B決済を行い、追跡できるようにするためのモバイルアプリを発表しました。この新しいアプリは、現在Apple App Storeで入手可能で、今後数ヶ月でGoogle Play Storeにも追加される予定です。このアプリは、Melioの中小企業向けB2B決済プラットフォームへのウェブアクセスを補完すると、同社はのプレスリリースで述べています。
MelioのCEO兼共同設立者のMatan Barはリリースで述べています。「Melioのモバイルアプリの発売は、革新的な製品と最高レベルのサービスを全国の中小企業経営者に提供するための当社の努力の新たなマイルストーンです。当社のモバイルアプリは、小規模事業者がどこにいても支払いを行い、追跡することを容易にし、より大きなコントロールと柔軟性を提供します。」
リリースによると、Melioの新しいアプリでは、中小企業のオーナーは、サプライヤーや請負業者への支払い、請求書やインボイスのスキャン、支払いの承認と追跡、未払い請求のリマインダーを受け取り、好みの支払い方法を利用できます。アプリのこれらの機能は、企業がキャッシュフローを改善し、支払い遅延のコストをなくし、時間を節約できるように設計されています。
Melioのモバイルアプリの発売は、革新的な製品の提供と戦略的パートナーシップを通じて、中小企業のビジネスを維持するという当社の使命をさらに拡大するものであるとリリースで述べています。こうした戦略的パートナーシップの1つが4月24日に発表され、ShopifyはMelioのB2B組み込みファイナンスを同社のコマースプラットフォームに追加しました。このコラボレーションにより、Shopify Bill Payと呼ばれる統合的な買掛金(AP)ソリューションが誕生し、加盟店はビジネス運営に使用しているShopifyの管理画面を通じて、ベンダーや契約者からの請求書を支払い、管理できるようになりました。
パンデミックに端を発したデジタルシフトの後、中小企業経営者の間でデジタル化が定着しつつある中、企業は時間の節約(小切手を郵送するために郵便局に行く必要がなくなる)やキャッシュフローの柔軟性という形で、プラスの波及効果を見出しつつあると、バー氏は7月にPYMNTSのインタビューで語っています。デジタル化することは、支払いの選択肢が増えることを意味し、選択肢が増えることは、財務の変動をスムーズにするような方法でキャッシュフローを管理できるようになることを意味します。
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