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FinTechのRampが、調達から支払いへのソリューションに参入し事業拡大
フィンテックスタートアップのRampは、より「複雑な」企業に焦点を当てた調達分野に参入し、カナダのeコマース大手Shopifyを新規顧客として迎えたことを発表しました。Rampは当初、企業向けクレジットカードのスタートアップとして始まり、徐々に請求書支払い、ベンダー管理、旅費管理などの機能を追加してきました。スタートアップは当初、中小企業(SMB)に焦点を当てていましたが、現在ではスタートアップから数十億ドル規模の企業、ジャガイモ農家に至るまで「あらゆる規模の企業」で取引しています。Rampによれば、現在、15,000社以上の企業がRampを利用しており、2022年3月の5,000社と比べて増加しています。特にShopifyについては、Rampが唯一の経費管理プロバイダーとして使用されていると、CEOで共同創業者のEric Glymanが述べています。
Rampが市場でより上流に移動するにつれて、製品スイートの拡大に取り組んできました。例として、Glyman氏は、「複雑な財務ニーズを持つ企業」向けに設計された新機能を持つフラッグシップ製品への追加階層を作成したと述べています。その新しい階層はRamp Plusと呼ばれています。
Rampはまた、大企業に「Amex、Concur、Coupaなどの既存企業に対する現実的な代替手段」を提供する目標で、Ramp Plus内で新しい自動化された「調達から支払いへのソリューション」を提供しています。調達への展開は、Rampが「Rampプラットフォーム上に財務業務を次々と移していく大規模で複雑な企業からの需要」に基づいて自然なものであったとGlyman氏は述べました。彼はまた、調達への展開がRampの収益に対して直ちに重大な影響を及ぼすとは考えていないと付け加えました。
公開企業であり、世界中で約11,600人の従業員と契約社員を抱えるShopifyを顧客として迎えることは、Rampにとって重要です。Rampは主にインターチェンジ手数料から収益を上げているため、Shopifyの従業員が企業カードのいずれかを使用するたびに、それがRampの収益ドルになる可能性があります。注目すべきこととして、Brexが2022年に企業への取り組みを開始し、「新しい大企業顧客を獲得することに非常に集中している」と発表、DoorDashを顧客として獲得したことも同様に重要です。
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