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AIセキュリティのCyberhaven、次世代DLP・インサイダー脅威プラットフォームで企業データ保護を革新
Cyberhavenは、AIを活用したデータセキュリティ分野のリーダーとして、企業のデータ保護と可視化を一新する新たなプラットフォーム機能を発表しました。従来のデータ損失防止(DLP)やインサイダー脅威対策の根本的な課題を解決するため、CyberhavenはAIによるデータリネージ(データの流れや由来の追跡)を基盤とした全く新しいアーキテクチャを構築し、コンテンツ単体のスキャンに頼らず、データの文脈を理解する業界初のシステムを実現しました。このプラットフォームは、業務フローを妨げることなく正確なデータ保護を実現し、誤検知によるセキュリティチームの負担を劇的に軽減します。実際にCyberhavenの導入企業では、誤検知が90%削減され、インシデント調査も5倍速く完了できるようになったと報告されています。CyberhavenのCEOであるNishant Doshi氏は、「従来型DLPの課題は多くのCISOが悩まされてきました。私たちはAIとデータリネージを融合し、データの文脈に基づいた高度な保護を可能にしました」と述べています。
Cyberhavenのプラットフォームには、独自のAIアナリスト「Linea AI」による自動インシデント調査や、組織全体のデータパターンとリスクポイントを明らかにする「Insights 360」、企業内のAIツール利用リスクを監視・評価する「Security for AI」など、最新の脅威にも対応する革新的機能が搭載されています。今後は、データカタログの集中管理、AIによる機密データの自動分類、クラウド連携によるOneDriveやGoogle Driveなど外部サービスの可視化、エンドポイントでの静的データ検出など、新たな拡張機能も追加されます。Cyberhavenのアプローチは、データ損失や内部脅威への対応を高速化し、企業のセキュリティ対策を抜本的に強化します。2025年8月開催のBlack Hat USA 2025でもライブデモや講演を予定しており、さらなる情報提供が行われます。
Cyberhavenについて
CyberhavenはAIによるデータリネージ技術を駆使し、企業データの流れや文脈を解析してリスクを可視化し、迅速かつ効果的なデータ保護を実現するセキュリティスタートアップです。従来のコンテンツスキャン型プロダクトとは異なり、業務フロー全体を捉えた革新的なデータセキュリティを提供しています。
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