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2025/08/04

Startup Portfolio

Web3のOstium、株式向けオンチェーン「0DTE パーペチュアル」ローンチし、オプション・CFDに代わる新構造を提供

分散型トレーディングプラットフォームのOstiumは、株式取引に特化した新たなレバレッジ型取引商品「0DTEパーペチュアル(ゼロデイ・パーペチュアル)」の提供開始を発表しました。この商品は、日中満期(0DTE: Zero Days to Expiry)の特徴とパーペチュアル(無期限)構造を組み合わせたもので、トレーダーは市場取引時間中に最大100倍のレバレッジを使い、個別株の高頻度トレードが可能になります。従来のオプションやCFDの制約を解消する革新的な仕組みとして注目されています。

 

Ostiumの0DTEパーペチュアルは、パーペチュアルスワップのシンプルさと0DTEオプションのリスク管理機能を融合。トレーダーは日中のみ高レバレッジのポジションを持ち、マーケットクローズ前には自動的に縮小または決済されるため、オーバーナイトギャップリスクを避けられます。CEOのKaledora Kiernan-Linn氏は「パーペチュアル先物はクリプト市場では標準ですが、株式市場には同様の商品がありませんでした。Ostiumの0DTEパーペチュアルは、そのギャップを埋めるものであり、日中のコントロールとロールオーバーの柔軟性を持つ全く新しいレバレッジ取引手段です」と述べています。

 

米国やインドなど株式市場で急成長している0DTEオプションは、タイミングやボラティリティ予測が難しく、損失リスクも高いのが課題でした。一方CFDはオーバーナイトリスクの制約からレバレッジが制限され、ロールオーバーコストも発生しがちです。Ostiumの新商品は、日中とオーバーナイトの取引体制を分離し、10倍を超える高レバレッジは市場終了15分前に自動決済、10倍以下は継続ロールが可能という柔軟な設計になっています。また、複数満期やストライク設定が必要な従来のオプションと異なり、Ostiumは1銘柄1本のインストゥルメントに流動性を集中させる仕組みを採用。これにより板の厚みや約定の滑りも抑えられます。全てオンチェーンでの透明な決済も特長です。現在、Ostiumの0DTEパーペチュアルは、ボラティリティの高い人気個別株を中心に順次提供中。今後はレバレッジ型株式取引の分散型アクセス拡大に向けたロードマップも進行しています。Ostiumは、グローバルで急増するパーペチュアルや0DTE需要を受け、「リアルなトレーダーニーズ」に応える新たな金融プロダクトを目指しています。

 

Ostiumについて
Ostiumは、株式やデリバティブの分散型トレーディングに特化したWeb3スタートアップです。オンチェーン決済・高レバレッジ・透明なリスク管理を強みに、従来型オプションやCFDの課題を解消する革新的な金融商品をグローバルで展開しています。

 

TagsWeb3FinTechUnited States

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