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2025/10/31

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AIマッピングプラットフォームの4M AnalyticsとWSB Engineering、リセラーパートナーシップを発表

4M Analyticsは、インフラエンジニアリング/コンサルティング大手のWSBと提携を強化し、同社のユーティリティAIマッピングプラットフォームをWSBが市場へ直接提供すると発表しました。これにより、関係者は信頼性の高い埋設物データとAIによる洞察にリアルタイムでアクセスでき、プロジェクトの計画、設計、施工、運用、維持管理までを通じて意思決定の迅速化とリスク低減が可能になります。

 

4Mのプラットフォームは、紙図面、オフライン台帳、geoPDF、各種GISレイヤなど数百万件の断片的データを収集・統合し、物体検出やAI生成ラインで補完したうえで、検証可能な形で一元化します。設計、3Dモデリング、地理空間ソフトと連携し、関係者間の共通基盤として機能するため、ユーティリティ衝突の回避、掘削事故の未然防止、許認可の迅速化、コストと工期の最適化に寄与します。WSBは今回の提携により、ミネソタ、コロラド、オクラホマの自治体、公共機関、エネルギー企業に対し、計画からO&Mまでユーティリティデータをダイレクトに活用できる体制を提供します。これはTxDOT、CDOT、GDOTなど既存の公共セクター連携を土台に、ユーティリティ調整・移設による遅延を減らし、予算内・期日内のプロジェクト遂行を後押しするものです。

 

WSBのCOOであるJon Chiglo氏は、4Mデータの実プロジェクトでの価値が実証されており、デジタルプロジェクトデリバリーにとどまらず、ライフサイクル資産管理にも活用範囲を広げていくと述べ、双方で統合・自動化・サービス拡充を進め、複数システムやワークフローの効率化を図ると強調しました。4M AnalyticsのPresident & Chief Growth OfficerであるJoe Eberly氏は、WSBのエンジニアリングとデジタルデリバリーの専門性に、4MのAIユーティリティマッピングを組み合わせることで、自治体、DOT、ユーティリティ事業者の不確実性を取り除き、プロジェクトを加速し、リスクを低減できるとコメントしています。今回のリセラーパートナーシップにより、インフラ分野のユーティリティデータはサイロ化から脱し、関係者が同じ“信頼できる唯一の情報源”を起点に、より賢く、速く、安全にインフラを構築・運用する道が開かれます。

 

4M Analyticsについて
4M Analyticsは、インフラ所有者、計画・設計者、施工者のためのユーティリティAIマッピングプラットフォームを提供しています。独自AIと地理空間の専門知を組み合わせ、断片的な公共ユーティリティ台帳や衛星画像等を一つの地図へ集約し、計画・設計・着工前の各段階で、検証可能な埋設物データへ即時アクセスを実現します。CDOT、TXDOT、GDOT、HDR、MasTec、Kimley-Hornなどに採用され、手作業の調査や分散した記録を置き換え、リスクの早期把握、現地作業時間の短縮、コストと工期の順守に貢献しています。同社は2019年創業で、Insight Partners、Viola Ventures、Waze元CEOらから支援を受けています。

 

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