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AIエージェント向けID基盤のDescope、Agentic Identity Hub 2.0を発表
Descopeは、AIエージェントとMCPサーバー向けに標準準拠のID基盤を提供する「Agentic Identity Hub 2.0」を発表しました。これにより、企業は人間のユーザーと同等にAIエージェントを“第一級のID”として管理できるようになり、OAuth 2.1やツール単位のスコープを内部・外部のMCPサーバーに適用し、エンタープライズ級のポリシーでアクセス統制を行えます。
2025年にAIエージェントは本格普及期に入りましたが、IDは依然として開発とセキュリティのボトルネックです。Descopeの調査では、AIエージェントを利用・計画している組織は88%に上る一方、実運用まで進んだのは37%に留まりました。さらに、MCPの急拡大に伴い、OAuth 2.1やPKCE、DCR、CIMDといった要件実装の負担や、無防備なMCPサーバーの増加といったセキュリティギャップも顕在化しています。
新しいAgentic Identity Hubは、開発者の使いやすさとセキュリティ統制の両立を狙い、以下の主要機能を提供します。AIエージェントごとに専用IDと属性(関連ユーザー、テナント、付与スコープ、OAuthクライアントIDなど)を付与するエージェントID管理、MCP仕様に準拠した認証・認可を容易にする包括的MCP認証、外部サービス接続に必要なOAuthトークンやAPIキーを安全に管理・更新するクレデンシャルボルト、ユーザーロールやJWTクレーム、テナント、エージェント種別に基づくきめ細かなポリシー制御、そして全エージェント行動を可視化する監査・ログ機能です。
Descopeは、GoFundMe、Databricks、GoodRx、Navan、You.comなど1,000社超に採用されており、顧客体験の向上やアカウント乗っ取り防止、顧客・マシンIDの一元管理を支援しています。DescopeのCEOであるSlavik Markovichは、AIエージェントは自律的かつ非決定的で従来のID管理では不十分だと指摘し、本製品が安全なAIの本格導入に必要なインフラ層になると述べています。
Descopeについて
Descopeは、ドラッグ&ドロップで認証・認可フローを構築できるノーコード/ローコードのIDプラットフォームです。顧客、パートナー、AIエージェント、MCPサーバーのIDを統合的に管理し、セキュアなエージェントAI導入を支援しています。
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