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2022/10/15

Startup

サステナビリティ・パフォーマンス向上Continue AIが、570万ドルのシード資金調達し、ステルスから脱却

企業は、長期的な企業戦略を成功させるためには、環境や社会の変化に対する回復力を獲得し、あらゆる悪影響を軽減するために、サステナビリティに焦点を当てる必要があることを知っていますが、多くの企業はその方法について途方に暮れています。問題は、圧倒的なデータ量と技術不足にあり、組織がデータに基づいた意思決定を行うことは非常に困難です。さらに、この分野には多くの知識格差があるため、企業は専門知識をコンサルタントに頼らざるを得ないのです。そこで登場したのがContinue AIです。CEO兼共同創業者のビエリ・アミエルは、次の様に述べています。「Continue AIは、組織が運営方法を積極的に変革するために、社内のサステナビリティ専門知識を強化する必要性から生まれました。私たちは、企業のサステナビリティプログラムには、データを活用する上で大きな知識格差があることに気づきました。米国、欧州、イスラエルのサステナビリティリーダーたちに話を聞いたところ、企業のサステナビリティプログラムを構成する何百もの指標を分析する必要がある膨大なデータのために、誰もが同じような課題を抱えていることがわかりました。」

 

Continue AIは、独自の人工知能を用いて、企業のリーダーがサステナビリティ・パフォーマンスを向上させながらビジネス目標を達成することを可能にします。数百万件のデータを合成・分析することで、Continue AIは世界最大のサステナビリティデータベースを構築しています。ユーザーが組織全体で実行できる真のアクションプランのための具体的な洞察を提供することで、世界の主要企業のサステナビリティ目標達成を支援することができるようになります。企業は、サステナビリティの目標を達成し、ESGのコンプライアンス要件を遵守することができるようになります。これにより、企業はESGサイクルの最初から最後までナビゲートしながら、ステークホルダーの期待を常に先取りすることができるようになります。アミエルは、「私たちのプラットフォームを通じて、データの力を活用し、ビジネスリーダーがこれまで手にしたことのない新しい層のサステナビリティ情報を提供することで、企業を持続可能な行動に動員し、非常に意味のある変化を生み出すことができるのです」と続けています。

 

Continue AIの主な対象は企業ですが、中小企業がリソースと時間を節約するために、サステナビリティプログラムの構築にこのプラットフォームを利用できないわけではありません。とはいえ、同社のインテリジェンス・プラットフォームは、「企業が社内でサステナビリティを管理し、外部のコンサルタントへの依存を減らすことを可能にします。サステナビリティの知識とスキルを社内に導入することが、ビジネスとサステナビリティの統合を成功させる鍵になると考えています」とアミエルは付け加えました。「当社のAIインテリジェンスプラットフォームは、何百万ものデータポイントを分析し、企業にとって最大のペインポイントの1つである業界、ステークホルダー、同業者にとっての重要性に基づいて、各企業が最も注力すべき指標を決定しています。これにより、お客様がサステナビリティプログラムを構築する際に、よりデータに基づいた意思決定を行うことができます。温室効果ガス排出量や多様性の指標から、サプライヤーの行動規範や倫理方針が期待やベストプラクティスに照らしてどうなのかまで、何百もの指標にわたって企業がパフォーマンスを評価できるよう支援します。」

 

本日、Continue AIは、570万ドルのシード投資によりステルスからローンチしました。このラウンドは、Grove VenturesとMaple Capitalが主導し、Ride Ventures、Liquid 2、Kindergarten Venturesが参加しました。この資金調達により、同社は研究開発と市場開拓を加速させ、より持続可能な未来のために、ビジネスリーダーが回復力、収益性、影響力を促進するための主要なサステナビリティ情報プラットフォームとなるための道を切り開くことができます。

 

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