VC
イスラエルのベンチャーキャピタルPitangoがヘルスケア専門のファンドで1億75百万ドルを調達
イスラエル中央部のヘルツリヤに拠点を置くベンチャーキャピタル会社、Pitango VCは、ヘルスケアファンドを設立し、1億75百万ドルを調達しました。このファンドは、ヘルステック、ライフサイエンス、食品テックおよび農業テックのスタートアップ企業への投資に使用されます。新たに設立されたPitango HealthTech II基金からの資本の一部は既にNevia Bioへの投資に使用されており、同社は女性の健康疾患の早期発見を支援するAIプラットフォームを開発しています。また、QuantHealth.aiも資本調達の対象であり、同社は薬の開発を加速しリスクを減らすAI主導の臨床試験シミュレーションを創出しています。
Pitango VCは以前から、退院後の自宅での回復を支援するアプリを開発しているLaguna Healthや、病院の集中治療室(ICU)のキャパシティを向上させるAIプラットフォームを提供しているCLEWなど、さまざまなスタートアップ企業への投資を行っています。
Pitango HealthTechのマネージングパートナーであるIttai Harel氏は、「地球規模でも地域規模でもマクロ経済の課題にもかかわらず、ヘルスケアセクターは引き続き回復力と成長を示しています。パンデミックやヘルスケアの分散化、価値に基づくケアなどの最近の出来事により、新しい技術の採用に対する前例のない開かれた態度が見られるようになりました。私たちは、ヘルスケア産業を革新する企業に投資し、起業家を支援し続けるためにこの新しい基金を立ち上げています」とコメントしています。
Pitango HealthTech基金は、シードステージから商業ステージに至るまでのさまざまな開発段階にある企業に投資します。1993年以来、Pitangoは250社以上の企業に投資し、そのうち85社以上が上場企業になったか、戦略的なプレイヤーによって買収されました。
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