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Lumafield、エンジニア向け生産性向上のための人工知能ツールAtlasを発表
Lumafieldは、エンジニアの作業効率を向上させる新しいAIツールAtlasを発表しました。Atlasは、簡潔な言葉を用いて複雑なエンジニアリングや製造上の課題を解決し、質問に答えることができます。Atlasは、Lumafield社のクラウドベースのソフトウェアVoyagerに組み込まれた新機能です。これは3Dスキャンデータや工業用CTスキャンデータの解析に使用されます。Atlasの登場とともに、Voyagerの機能も大幅に拡張され、任意の3Dスキャナーからのデータのアップロード、解析、共有が可能となりました。Atlasは、エンジニアが一般的なエンジニアリングの質問に答えたり、3Dスキャンを解析して問題を特定し、解決策を提案するといった機能を提供します。Atlasの利用により、材料の選定やコストエンジニアリング、根本原因分析など、製品開発プロセスの各段階での作業時間を大幅に短縮できます。
Lumafield社の共同創業者で製品責任者のAndreas Bastian氏は、「次世代の優れた製品を生み出すためには、エンジニアが製造の限界を挑戦しなければならない。しかし、そのために必要な知識は世界中に点在する一握りの製造専門家の間で閉じられている。Atlasは、これまで最大かつ最も裕福な企業だけが利用できたレベルの専門知識をすべてのエンジニアに提供します」とコメントしています。
Voyagerは、3Dスキャンデータや工業用CTスキャンデータの視覚化と解析を目的としたLumafield社のクラウドベースのソフトウェアです。これにより、エンジニアは製造された製品の見えない内部特性を検査できます。そして今日からは、Lumafield社自身の工業用CTスキャナーだけでなく、任意の3Dスキャナーからのスキャンのアップロードが可能となりました。また、利用者はウェブブラウザでスキャンと元のCADモデルを比較したり、寸法を取ったり、コラボレーターと共有したりすることができます。
Lumafield社は2019年に設立され、マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、サンフランシスコにもオフィスを構えています。その投資家にはLux Capital, Kleiner Perkins, DCVC, Spark Capitalなどが含まれます。また、Haystack Ventures, Tony FadellのBuild Collective, そしてFigmaの創設者であるDylan Fieldも追加の投資家として名を連ねています。
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