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2024/05/30

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Lacework、セキュリティサービスエッジにデータ主導のアプローチを拡張したLacework Edgeを発表

データ主導のセキュリティ企業であるLaceworkは、新しいセキュリティサービスエッジ(SSE)製品「Lacework Edge」のリリースを発表しました。この製品により、Laceworkのデータ主導プラットフォームのセキュリティ機能が、コードからクラウドのセキュリティに加えて、エッジにおけるユーザーとネットワークのセキュリティにも拡張されます。Lacework Edgeはプロキシベースのクラウドネイティブ製品で、コンテキストデータを活用して継続的にリスクベースのアクセス決定を行うことで、エンドツーエンドのゼロトラストコネクティビティを提供します。この製品は、ユーザーやデバイスからインターネットアプリ、プライベートデータセンターアプリ、SaaSアプリへのアクセスを保護するだけでなく、データ自体も保護します。従来のVPN、ネットワークセキュリティアプライアンス、ポイント製品に代わり、Lacework Edgeは、セキュリティ、パフォーマンス、ユーザーエクスペリエンスの改善によりROIを実現する、単一の統合インターフェースソリューションを提供します。


Velo 3DのITインフラストラクチャ責任者であるScott DeVita-Carlowは次のように述べています。「Edgeを採用する前は、ゼロトラストクラウドセキュリティと大容量ファイル転送に、主要なSSEベンダーを利用していました。Edgeを使うことで、ファイル転送のパフォーマンスが約900キロバイト/秒から約20メガバイト/秒へと20倍改善しました。」従来のSSEオファリングはレガシーインフラストラクチャと統合性の低いポイント製品のため、パフォーマンスが制限されていましたが、Lacework Edgeは、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloudなどのクラウドサービスプロバイダーの大規模でスケーラブルな信頼性の高いグローバルネットワークの上に構築されています。Laceworkの200を超える特許出願済みのAI/ML行動異常検知技術を活用し、Lacework Edgeはリアルタイムでリスクと行動分析を行い、アセットを追跡してアクセス決定を下し、チケットを削減し、エッジにおいても真にビジネスを保護します。攻撃の90%がフィッシングや従業員のエンドポイント(ノートPCなど)の侵害に起因しており、生成AIの台頭によりさらに高まっていることから、このゼロトラストベースのSSE製品は、クラウド上のユーザーとアプリケーションを保護する上で重要です。


Laceworkの最高技術責任者であるVikram Kapoorは、「私たちは、セキュリティの最大の課題に常に対応できる、モダンでデータ主導のAIベースのプラットフォームを構築することを目指してきました。Lacework Edgeは、エッジからクラウドまで環境全体をホリスティックに保護し、企業が素早く移行できるようデザインされたプラットフォーム上での最新のリリースです」と述べています。

Laceworkプラットフォームの中核である優れた可視性と行動分析に基づき構築されたLacework Edgeは、エッジコンピューティングのユースケースに不可欠な、自動インラインワークフローや高度なリスク分析などの革新的な機能も適用しています。独自のアプローチと積極的なセキュリティ対策により、Lacework Edgeは、SSE分野を革新する存在となるでしょう。

DCIのリードITアドミニストレータであるJosiah Hackerottは、「Lacework Edgeは、効果的でユーザーフレンドリーなリモートアクセスとセキュリティソリューションを探している他社に是非おすすめしたいです。当社では、この製品により組織の可視性、セキュリティ、安定性、アクセス制御を変革することができました」と述べています。

積極的なセキュリティアプローチを採用するLacework Edgeは、攻撃ライフサイクルの初期段階で攻撃を傍受するため、新規顧客と既存顧客の両方にとって非常に魅力的です。この製品はLaceworkのコアプラットフォームとシームレスに連携し、完全なルートコーズ分析(RCA)を行うことで調査を合理化します。ゼロトラスト原則に基づく堅牢なアーキテクチャにより、ネットワークの信頼を前提としないことでセキュリティが強化され、リスクが大幅に低減されます。さらに、Lacework Edgeはデータ、デバイス、ポスチャーに対する包括的な管理を提供し、ホリスティックなセキュリティアプローチを実現します。Tiaの最高情報セキュリティ責任者であるBrett Gaileyは、「Tiaでは、Lacework Edgeを使用することで、実際に組織全体のリスクを複数年にわたって低減することができました」と述べています。


Laceworkについて
Laceworkは、組織がクラウド上で安全にイノベーションを加速できるようにします。クラウドセキュリティには、根本的に新しいアプローチが必要であり、Laceworkプラットフォームは、組織のクラウド環境全体(コード、ID、コンテナー、マルチクラウドインフラストラクチャ)におけるクラウドデータの量、多様性、速度に対応できるよう設計されています。Laceworkだけが、セキュリティ部門と開発部門に、最大のリスクとごく一部の重要なセキュリティイベントを特定する、相関関係のある優先順位付けされたエンドツーエンドのビューを提供します。

 

TagsCyber SecurityIsrael

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