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Web3のYuga Labs、ApeChain向けの新ツール「Glyph」をリリース
人気のNFTコレクション『Bored Ape Yacht Club』を手掛けるYuga Labsは、自社が推進するブロックチェーンネットワーク『ApeChain』上で新しいWeb3オンボーディングツール「Glyph」を発表しました。このツールは、NFTや暗号資産のクリエイターがApeChainを使った開発をより簡単に始められることを目指しています。6月3日にYuga Labsは公式ブログでこの新しいプラットフォームを公開しました。Glyphは単なるYuga Labs専用のツールではなく、ApeChainのNFTエコシステムに属するすべてのクリエイターが自身のdAppsに組み込めるオープンな技術となっています。ApeChain上のプロジェクトの成長を大きく促進すると期待されています。
2021年設立のYuga Labsは、『Bored Ape Yacht Club』『Mutant Ape Yacht Club』『Bored Ape Kennel Club』など、人気NFTコレクションのクリエイターであり、『Otherside』メタバースや『Twelvefold』NFTコレクションの開発でも知られています。
Glyphの発表に際しては、すでに多数のApeChain上のプロジェクトが同技術を自身のプラットフォームに統合済みです。具体的にはApeCtrlCom、CryptoRunGames、DashBo、Deck0xyz、Foxy Fam、GeezOnApe、H00dOfficial、Mintotaurs、Other Page、Top Gobs、Typrical Tigers、WinPadなどが挙げられます。Glyphを利用するには、ユーザーはX(旧Twitter)またはメールでログインするだけで、数秒でアカウントを作成できます。最近ApeChain上で提供されたF1コレクティブルを取得したユーザーは、すでにGlyphを利用しています。Yuga Labsは今後、さらに多くのNFTプロジェクトがApeChainで誕生すると見込んでおり、多くの開発者に対してこの新しい技術の活用を促しています。
Yuga Labsについて
Yuga Labsは、Web3およびNFT領域におけるデジタル資産のインキュベーションスタジオであり、ApeChainブロックチェーンネットワークの主要開発者です。Bored Ape Yacht Clubをはじめ、NFT市場を代表する数々の人気NFTコレクションを制作しています。NFT、メタバース、Web3分野で革新的なプロジェクトを推進し続けています。
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