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2025/09/19

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ITSMのAtomicworkが、Okta Venturesからの戦略的投資を獲得、アイデンティティ連携によるAIネイティブITを加速

AI時代のサービスマネジメントプラットフォームを提供するAtomicworkは、Okta Venturesからの戦略的投資を受けたことを発表しました。今回の投資により、Atomicworkは「エージェント型AI」と最新のアイデンティティセキュリティを組み合わせ、従業員の生産性を迅速かつ安全に向上させる取り組みを強化します。結果として、チケットレスな対応、迅速な解決、セキュア・バイ・デザインのワークフローが実現されます。

 

AtomicworkとOktaは今後、アイデンティティ、アクセスインテリジェンス、IGA(Identity Governance and Administration)を日常的なサービス提供に組み込む統合を進めます。たとえば従業員が「Workdayにログインできない」とSlackやTeamsでメッセージを送ると、AtomicworkのAIエージェント「Atom」がOktaを通じて認証を検証し、適切なアクセス権限を即座に付与。異常なログイン場所などが検出された場合は、ITに自動エスカレーションされ、完全にセキュアで監査可能な処理が実現します。

 

AtomicworkのUniversal AI Agentはすでにチケット量を最大60%削減し、ユーザー満足度を25%以上向上させています。今回のOktaとの提携により、単に早いだけでなく、信頼性とコンプライアンスを担保したサービスが提供されるようになります。CEOのVijay Rayapati氏は「従来のITSMはチケット管理のために作られていたが、Atomicworkはそれを根本からなくす」と述べています。Okta VenturesのAustin Arensberg氏も「AtomicworkはAIファースト時代のITSMを再定義しており、アイデンティティを核とした自動化とエージェントAIを広めていく」と評価しました。AtomicworkはこれまでにシードおよびシリーズAラウンドで4,000万ドル以上を調達済みです。

 

Atomicworkについて
Atomicworkは、AI時代に対応した最新のサービスマネジメントプラットフォームを提供するスタートアップです。エージェント型AIとアイデンティティを中核に据え、日常的なIT業務を自動化し、Slack、Teams、ブラウザ経由で統合的かつ即時にITSMとESMを提供します。米国サンフランシスコに本社を置き、インドとシンガポールにも拠点を展開し、グローバル企業のIT変革を支援しています。

 

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