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HRTechのTeambridge、AIネイティブの時間給人材プラットフォーム「Teambridge AI」を発表し、現場オペレーション自動化
Teambridgeは、時間給・契約・フロントライン人材の管理に特化した成果起点のAIプラットフォーム「Teambridge AI」を発表しました。これまでAIの恩恵は主にデスクワーカーに偏り、現場を支える医療スタッフ、イベント運営、製造ライン、そしてそれを支えるバックオフィスは、旧来型のシステムやスプレッドシート、画一的なダッシュボードに縛られてきました。Gallupの調査でも、ホワイトカラーはブルーカラーの3倍AIを活用しているとされ、自己申告の性質上その差はさらに大きい可能性があります。Teambridgeは、規制遵守、突発対応、分刻みで変わる現場のスケジュールといった「リアルなオペレーション」のスピードに合わせて設計されたAIネイティブな基盤で、このギャップを埋めます。
CEOで共同創業者のTito Goldstein氏は「AIは大規模でダイナミックな労働力に最適だ」と述べ、膨大な候補者接点の活性化、数千のポジション充足、毎分変動する巨大な勤務表の編成など、従来は困難だった業務を競争優位に変えると強調しました。Teambridge AIは、コンプライアンスを事前に担保するポリシー定義と適用の中核エンジン、数時間分の分析を数秒で提供し必要に応じてアクションも取る常時稼働のアナリスト、事前に定義した条件を満たすと自動的にAIエージェントを起動して人手のプロセスを運用可能な自動システムへと変えるオートメーション層、そして採用・スケジューリング・資格確認・クライアント対応を超高速で処理するノーコードのAIスペシャリスト群から構成されます。これらは単なるChatGPTラッパーや点在するツールではなく、既存の人員配置ワークフローそのものに統合され、現場のベストプラクティスをスケール可能な自動実行に引き上げます。
Procare HRのCOOであるMatt Strange氏は、Teambridge AIがクライアントサービスのあり方を変えると評価し、これまで手作業の計算や人的な作業に依存していた領域で、リアルタイムデータの活用と傾向把握が実務に大きなインパクトを与えると述べています。Teambridgeは、採用・オンボーディング・資格管理・シフト作成・勤怠・コンプライアンスを一体化し、現場の生産性と遵守を両立させることで、サービス提供と収益に直結する「成果起点」のオペレーションを推進します。
Teambridgeについて
Teambridgeは、時間給・契約・フロントラインチームの複雑性に対応する唯一のAIネイティブな労働力マネジメントプラットフォームです。250社・50万人超のワーカーを支え、収益向上・コスト削減・人材定着を実現します。完全コンポーザブルかつノーコードの基盤で、採用、オンボーディング、資格管理、スケジューリング、勤怠、コンプライアンスまでをエンドツーエンドで統合し、手作業を自動化へ置き換えながら、事業運営の柔軟性を維持します。シフト交換、勤怠、前払い賃金アクセスまで対応する使いやすいモバイルアプリにより、現場のエンゲージメントと定着率を高めます。
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