ChartSquadが、LegalTechのClioとアプリ内シームレス連携を開始し、法律事務所の医療記録取得を高速・安全に一元化

HIPAA準拠の医療記録取得とAI要約で知られるChartSquadは、世界で最も広く利用されているリーガルプラクティス管理プラットフォームClioとの新たな連携を発表しました。これにより、弁護士・法律事務所はClioの画面内で医療記録のリクエスト、進捗トラッキング、受領・閲覧までを完結でき、医療エビデンスの収集から案件準備までのプロセスが大きく変わります。

新連携では、Clioから外部ポータルに移動したり手動でファイルをアップロードする必要がなく、記録請求はClio内で起票・送信できます。リクエストの状況はリアルタイムで自動更新され、最終的な記録とAI生成の要約はクライアントや案件ごとに自動的に整理・安全に保管されます。ChartSquadのChief Legal OfficerであるMelanie Carpenter氏は、「ChartSquadをClioに直接埋め込むことで、弁護士はプラットフォームを離れることなく医療証拠を請求・追跡・取得できるようになった。両社は現代の法実務における効率とクライアント擁護の姿を再定義する」と述べています。

ChartSquadはHIPAA/HITECHに準拠したセキュアな設計で、透明性のある医療記録アクセスを提供し、導入法人では記録の取得リードタイムを最大70％短縮、事務工数の大幅削減が報告されています。今回の連携により、Clio Manage内で記録取得からレビューに至るまでのワークフローを一つの安全で使いやすいシステムに集約できます。連携機能はすでに提供を開始しており、Clio App Directory（app.clio.com）およびchartsquad.comから利用可能です。既存のChartSquadユーザーはアカウントを接続するだけで即日リクエストを開始できます。

Clioについて
Clioはカナダを拠点とするスタートアップで、法律専門家向けのクラウドベースの実務管理プラットフォームを提供しています。法律業界のニーズに応える技術を提供し、法律事務所の運営を効率化することを使命としています。特に、ソロプラクティショナーや小規模法律事務所に特化したサービスを提供することで知られています。
Clioが提供するプラットフォームは、法律事務所の業務管理を一元化し、クライアント管理、ケース追跡、請求業務、顧客とのコミュニケーションを容易にします。法務プロセスの効率化を図り、日々の業務をスムーズに遂行できる環境を提供することで、ユーザーが直面する業務負担を減少させます。特にClio Manageなどの製品は、クライアントとの関係を強化し、透明性の高い業務運営を実現します。