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TigerBeetleとSynadiaが、Zig Software Foundationに総額51.2万ドルを拠出し、Zigのエコシステム強化へ
Synadia CommunicationsとTigerBeetleは、今後2年間で合計51万2,000米ドルをZig Software Foundation(ZSF)に拠出すると発表しました。インフラ分野を牽引する2社のコミットメントは、Zigのシステム開発アプローチに対する業界の信頼拡大と、次世代のミッションクリティカルソフトウェアを支える基盤技術としての可能性を示します。
Zigは、隠れた制御フローや予測不能な挙動を排し、性能・信頼性・保守性を重視するシステムプログラミング言語です。創作者でありZSF代表のAndrew Kelley氏は、「TigerBeetleとSynadiaの支援はZigにとって大きな転機です。堅牢・最適・再利用可能なソフトウェアづくりで業界の最先端に挑む体制が整いました」と述べています。ZigはすでにTigerBeetleやBun、Ghosttyなどの著名プロジェクトに採用され、実運用の厳しい要件に耐える言語としての実力を示しています。
今回の支援は、分散システムの将来像に関して共通の価値観を持つ2社の連携から生まれました。SynadiaはNATS.ioを中核とするSynadia Platformで、クラウド・エッジ・オンプレミスにまたがるゼロトラストのメッセージング/接続を提供。金融、製造、自動車、エネルギー、AIなどのエンタープライズで、スケーラブルなマイクロサービスやストリーミング、イベントソーシング基盤を支えています。TigerBeetleは、ミッションクリティカルな安全性と性能に特化した金融トランザクションデータベースを開発しており、「正しさ・明瞭さ・信頼性」を重んじる“TigerStyle”のエンジニアリング哲学はZigの設計思想と強く整合します。Synadia創業者兼CEOのDerek Collison氏は「Zigの“制御・性能・シンプルさ”へのアプローチは、現代のシステムソフトウェアの可能性を塗り替えています」とし、TigerBeetle創業者兼CEOのJoran Dirk Greef氏も「Zigは信頼できる分散システムの次世代基盤になる」と期待を語りました。
今回の51.2万ドルは、Zig本体の継続開発、コミュニティ醸成、エコシステム拡充などZSFの活動を支援します。採用が広がる中で、産業横断的なシステム/組込み/高性能アプリケーションの開発を後押しする狙いです。Kelley氏は「501(c)(3)非営利として、この資金により私たちのミッションを一段と力強く推進できます」と述べています。
TigerBeetleについて
TigerBeetleは、次の30年のトランザクション処理を見据え、ミッションクリティカルな安全性と性能を備えた金融トランザクションデータベースを提供しています。正確性・明瞭性・信頼性を柱とするエンジニアリング文化のもと、確かな正当性と高いスループットが求められる金融ユースケースを支えます。
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