Public SafetyのMark43、連邦市場担当バイスプレジデントにDomenico Pellegrini氏を任命

公共安全オペレーションプラットフォームを提供するMark43は、連邦市場担当バイスプレジデント（Vice President of Federal Markets）としてDomenico（Dom） Pellegrini氏を任命したと発表しました。Pellegrini氏は、連邦政府機関向けの成長戦略をリードするとともに、FedRAMP High認証を取得した同社のクラウドネイティブでセキュアなプラットフォームの導入・提供を統括します。

Pellegrini氏は2016年にMark43へ入社し、同社初期の主要顧客の獲得および立ち上げに重要な役割を果たしました。また、全米各地での営業活動をリードし、Mark43の事業基盤構築に貢献しました。2022年に一度Mark43を離れた後は、Street Smarts VRのHead of Growthとして、連邦法執行機関および防衛分野での事業運営と拡大を主導しています。米海兵隊歩兵士官として複数回の海外派遣任務を経験した後、民間セクターではGoldman Sachsにてキャリアを積むなど、Pellegrini氏は官民両方の現場を知る経歴を有しています。Harvard Universityで歴史学の学士号を取得し、公務員やファーストレスポンダーを支えるというミッションに根ざした、10年以上にわたるパブリックセクター営業およびリーダーシップの経験を持ちます。今回の任命は、同社の連邦市場での勢いが加速するタイミングでの人事でもあります。最近では、米国インテリア省（U.S. Department of the Interior）がMark43のプラットフォームを導入したばかりであり、連邦レベルでの採用がさらに進みつつあります。

Mark43のChief Customer OfficerであるTim Merriganは、「Domを再びMark43に迎え入れることができて、本当にうれしく思います」と語り、「彼は当社の顧客もプロダクトもミッションも深く理解しており、顧客理解、オペレーション経験、そして高い信頼性という稀有な組み合わせを持っています。連邦市場での事業拡大を続けるうえで、こうした資質は非常に価値があるでしょう。連邦政府と公共安全市場の両方に通じた彼のリーダーシップと洞察により、顧客に一層大きな価値とインパクトを届けられると確信しています」とコメントしています。

Pellegrini氏にとって、Mark43への復帰はプロフェッショナル、パーソナル双方の節目でもあります。同氏は、「自分の魂の一部は、ずっとMark43に残っていました」と話し、「戻ってくることは、まさに“ホームカミング”のように感じます。ここは、私が本格的にキャリアをスタートさせた場所であり、大切な仲間とミッションに囲まれていた場所です。この4年間、連邦機関が新たな課題にどう適応しているか、そしてモダンテクノロジーの必要性がどれだけ高まっているかを現場で目の当たりにしてきました。その経験を再びMark43に持ち帰ることは、ミッションとパーパスの完璧な一致だと感じています」と述べています。今回の人事により、Mark43は連邦市場でのプレゼンス強化と、公共安全機関に対するクラウドネイティブなオペレーション基盤の提供拡大をさらに加速させる構えです。

Mark43について
Mark43は、公共安全機関向けにモダンなテクノロジーを提供し、州・地方・連邦レベルのエージェンシーが「より速く・より賢く」動き、コミュニティをより安全にすることを支援するPublic Safety Techスタートアップです。Records Management System（RMS）、Computer-Aided Dispatch（CAD）、Data Analyticsを統合したリアルタイムの公共安全オペレーティングプラットフォームを提供し、業務フローの効率化、レスポンスタイムの短縮、組織横断的な連携強化を実現します。すでに300以上の機関に採用されており、需要増とリソース制約が高まるなかで、ファーストレスポンダーを支えるイノベーティブなツール、AI技術、強固なサイバーセキュリティ基盤を通じて、今日と将来の公共安全の課題に対応できるよう支援しています。