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2026/01/16

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FinTechのCleo、若年層の貯蓄難を背景にAI家計管理への関心が拡大

英国で貯蓄が難しくなる中、AIを活用した家計管理への関心が若年層を中心に高まっています。AI家計管理アプリを提供するCleoが、28〜40歳の英国成人5,000人を対象に実施した調査によると、多くの人が「思うように貯蓄できていない」と感じていることが明らかになりました。調査では、回答者の約5人に1人が「AIでお金を管理することに興味がある」と答え、さらに12%は「ワクワクしている」と回答しています。一方で、37%が「お金に関して自制心を保つのが難しい」と感じており、衝動的な支出が貯蓄計画を妨げている現状も浮き彫りになりました。また、8割近くが自身の金融知識を改善できると考えており、意欲と日常の実行力との間にギャップがあることが示されています。

 

年齢が上がるにつれて状況は厳しくなります。28〜34歳は35〜40歳に比べて貯蓄への満足度が約15%高く、毎月の平均貯蓄額も33%多い結果となりました。生活コストや責任の増加に対して、十分なサポートが追いついていないことが背景にあると考えられます。AIはこうした課題に対する実用的な解決策として注目されています。回答者の64%が「可処分所得についてAIの助言を信頼できる」と答え、54%が「AIが自動的に資金移動して当座貸越を防ぐこと」に前向きで、52%が「請求書支払いの管理を任せてもよい」と考えています。特に28〜34歳は、35〜40歳よりもAI金融ツールへの自信が8%高く、新しい方法を受け入れる姿勢が強いことが分かりました。

 

Barney Hussey-Yeoは、「多くの若者にとって、今は貯蓄がほぼ不可能に感じられる状況です。Cleoは、日常で実際に使える明確で実践的なガイダンスを提供するために生まれました」と述べています。AIはファイナンシャルアドバイザーの代替ではないものの、日々の意思決定を支え、継続的に良い習慣を築く存在として期待されています。地域差も顕著で、南部は北部より月間貯蓄額が26%高く、ロンドンは全国平均より33%多い結果でした。ロンドン、ブライトン、エディンバラが上位に並ぶ一方、ニューカッスル、カーディフ、ノリッジは下位となり、地域による経済格差が若年層の貯蓄状況に大きく影響していることが示されています。

 

Cleoについて
Cleoは、会話型AIを通じて家計管理を分かりやすく支援するAI金融アシスタントです。支出傾向を記憶・予測し、予算管理、貯蓄、クレジット構築などについてパーソナライズされたアドバイスを24時間提供しています。複雑なお金の話を、誰にとっても身近で実行可能なものに変えることを目指しています。

 

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