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企業の知的資産を本番環境で利用できるソフトウェアへと変換する"Kanu AI"がSeedで$11.7Mを調達
Kanu AIは、Trilogy Equity Partnersがリードし、a16z speedrun、BMW i Ventures、Accelが参加したSeedで$11.7Mを調達しました。
企業の知的資産を本番環境で利用できるソフトウェアへと変換するKanu AIは、組織の仕事の進め方を、その組織自身が所有するソフトウェアワークフローへと変換します。顧客自身のクラウドおよびセキュリティレイヤー内に導入され、企業のデータ、専門知識、承認済みの業務から学習し、完成された成果物を生み出すシステムを構築・維持します。
設立からわずか1年余りのKanu AIは、ローンチ以来、四半期ごとに売上高を2倍以上に伸ばしており、現在では商業用不動産、保険、金融サービス、テクノロジーなど、幅広い業界の企業にサービスを提供しています。
企業にとって最も価値のある知的資産は、ソフトウェアだけに存在することはほとんどありません。それは、従業員がどのようにデータを解釈し、意思決定を行い、成果を生み出すかという部分に存在します。こうした判断力は、多くの場合、人々の頭の中やメールの受信箱、スプレッドシート、単発の業務の中に閉じ込められています。従業員は同じ作業を繰り返しますが、企業のシステムがそこから学習することはなく、組織全体としてその知見が蓄積されることもありません。
Kanu AIは、企業の知的資産を自動的に取り込み、それを本番環境で利用できるソフトウェアへと変換します。従業員がKanu AIに自分たちの仕事の進め方を教え、すでに利用しているシステムを接続します。その後、Kanuはそれらのワークフローを、顧客のクラウド上で稼働する業務用ソフトウェアとして構築します。組織内の各チームは、これらのワークフローを安全かつ予測可能な形で利用でき、業務内容の変化に合わせてソフトウェアも適応します。
Kanu AI創業者兼CEOのKaran Groverは、「企業は何十年もの間、他者が考えた『企業はこう働くべきだ』という発想に基づいて作られたソフトウェアを購入してきました。他のベンダーから汎用的な知能を借りるのではなく、企業はKanuを利用することで、自社のデータ、判断力、業務上の専門知識を自社が所有する資産へと変換し、それを組織全体で蓄積・発展させることができます」と述べています。
ある全米規模の顧客では、PDF、メール、スプレッドシート、CRMデータ、GISシステムを横断し、従来は最大8週間を要していた分析プロセスを、Kanu AIによって10分未満に短縮しました。この顧客は、今年だけでソフトウェアコストを$1M以上削減し、年末までに数百万ドルの追加売上を生み出す見込みです。
Kanuは、現代の企業が求めるセキュリティ、ガバナンス、業務運用上の要件の中で稼働できるように設計されています。
- 顧客のクラウドおよびセキュリティレイヤー内で稼働:データは顧客側に保持され、既存の権限設定およびポリシーを通じてアクセスされます。使用するモデル、ロジック、出力結果のすべてを顧客が管理できます。
- 常に最新の状態を維持:ワークフローが変更されると、Kanuのソフトウェアもそれに合わせて適応します。1人がKanuに新しいことを教えるだけで、その日のうちに組織全体がその知識を活用できます。再構築や再展開は必要なく、新たな社内ツールが陳腐化することもありません。
- 処理過程を可視化:すべての出力結果について、Kanuが何を読み、どの情報を利用し、その情報をどのように解釈し、なぜその結論に至ったのかを開いて確認できます。情報源から意思決定に至るまでの完全なプロセスを確認できます。
- 共同作業に対応:レビューや人による判断が必要な場合には、Kanuのワークフローに人間によるレビューや承認のチェックポイントを組み込むことができます。
企業の購買担当者は、すでに「AIには何ができるのか」という問いを超えています。現在問われているのは、自社のガバナンス、データ、セキュリティ要件の中で何が実際に稼働できるのか、そして組織が利用するほど価値が高まるものは何かということです。Kanuは、こうした基準を満たすために設計されています。
Kanuは現在、AWS MarketplaceおよびGoogle Cloud Marketplaceを通じて利用できます。同社は、エンジニアリングおよびビジネスの各職種で人材を募集しています。
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