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開発者がAIエージェントを構築、運用、スケールするためのプラットフォームを開発する"Sapiom"がSeries Aで$35Mを調達
Sapiomは、Dragonflyがリードし、Accel、Gradient、Coinbase Ventures、Okta Ventures、Menlo Ventures、Anthropicなどが参加したSeries Aで$35Mを調達しました。今回のSeries Aは、SapiomがSeedで$15Mを調達してから6カ月後、そして会社設立からわずか11カ月後に実施されたもので、累計調達額は$50Mとなりました。
開発者がAIエージェントを構築、運用、スケールするためのプラットフォームのSapiomは、動作するエージェントデモと本番環境で稼働するエージェントとの間にあるインフラ上の障壁を取り除き、エンジニアリングチームが経済性、信頼性、制御性を備えたエージェント運用を実現できるよう支援しています。同社が最初に取り組む障壁はコストです。
AIの進化により、高性能なエージェントをこれまで以上に迅速に構築できるようになりました。しかし、その多くは本番環境まで到達できていません。課題は、エージェントを一度動作させることではなく、継続的に実務を遂行し、アクションを実行し、信頼性や制御性、経済性を損なうことなくスケールさせることです。Gartnerは、エージェント型AIプロジェクトの40%以上が2027年末までに中止されると予測しており、その最大の理由としてコストの増大を挙げています。
Sapiomは、動作するエージェントのデモと、本番環境で稼働するエージェントとの間にあるインフラ上の障壁を取り除きます。同社が最初に解決する課題はコストです。多くのエージェントは、開発時に一度決めたインフラ構成をそのまま使い続け、見直されることはほとんどありません。要件や価格、性能、可用性が変化しても、あらゆるタスクを同じ固定されたスタックで実行します。本来であれば実行時に最適な経路を選択できるはずですが、実際には過去の判断に縛られたままになっています。
Sapiomは実行ポイントに配置され、固定されたインフラ選択をリアルタイムの意思決定へと変換します。あらゆるアクションについて、タスク要件、コスト、品質、レイテンシー、信頼性、企業ポリシーに基づき、モデル、コンピューティングリソース、ツール、サービスの中から許可された最適な実行経路を選択します。また、予算や権限は実行前に適用され、すべてのアクションは計測・記録され、完全な監査証跡が残されます。
今回の資金調達とあわせて、SapiomはSapiom Router、Sapiom Agent Studio、Sapiom Runtimeを提供開始します。Routerは、すべてのモデル呼び出しについて、最も高価なモデルをデフォルトで利用するのではなく、最適なモデルへ振り分けます。Agent Studioは、エンジニアリングチームに対して、既存のコードベースを踏まえながら、エージェントの構築、テスト、検証、デプロイを行えるローカル環境を提供します。Runtimeは、本番環境向けのマネージドインフラを提供し、アクセス制御、ルーティング、障害復旧、ステップ単位の可視化、スケール運用に必要な各種制御機能を備えた状態でエージェントを実行できます。
サービス開始から6カ月で、Sapiomは2億7,000万件以上のトランザクションを処理し、現在では1日あたり10万件を超えるエージェント実行を支えています。ある顧客は、エージェントをSapiomへ移行したことで推論コストを75%削減しました。
「チームは数日で優れたエージェントデモを構築できます。しかし、それらを経済的かつ信頼性を保ちながら、十分な制御性を持って本番環境へ導入することは、依然として非常に困難です。すべてのチームは、エージェントが実際の業務を遂行できるようになる前に、同じインフラを一から作り直さなければなりません。Sapiomは、その障壁を取り除くために存在します。まずはコストの問題から着手します。なぜなら、経済性が最初に破綻するポイントだからです。しかし、私たちの目標はさらに大きなものです。開発者と次の1兆体のエージェントとの間に存在するあらゆる障壁を取り除くことです。」とSapiomの創業者兼CEOであるIlan Zerbibは述べています。
「エージェントは、マネージャーも予算も持たない従業員になりつつあります。そしてCTOは、資金の使途を十分に把握できないまま、実際の資金配分を行うCFOの役割まで担うようになっています。これはダッシュボードを1つ追加すれば解決するガバナンスの問題ではありません。インフラの問題であり、エージェントが行動し、お金が動くその実行ポイントで解決する必要があります。私たちが見てきた中で、これをスケールして実現できているチームはSapiomだけです。」とDragonflyのManaging PartnerであるHaseeb Qureshiは述べています。
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