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AIインフラのCrusoe、最大3.5MWの液冷モジュール型AI拠点Spark Liquidを発表
Crusoeは、モジュール型AIデータセンターの第6世代となるCrusoe Spark Liquidを発表しました。NVIDIA GB300 NVL72やVera Rubin NVL72など、高密度なラック規模のシステムを想定した設計で、1ユニット当たり最大3.5MWの計算設備を支えます。同社によると計算密度は従来の空冷型Sparkの5倍です。複数ユニットを組み合わせることで、AIモデルの学習から推論まで、必要な規模に合わせてCrusoe Cloudの容量を増やせる構成です。
冷却には、液体を循環させる閉ループ型の直接液冷を採用します。蒸発による冷却を使わず、継続的な補給水を抑える設計で、水資源に制約がある地域も想定しています。工場で製造した設備を現地に運ぶ方式により、従来の年単位の建設工程を月単位へ短縮することを狙います。需要の近くに設備を配置し、リアルタイム推論の遅延を抑えたり、データを域内に保つ要件に対応したりする用途を見込みます。生産はコロラド州ブライトンの自社工場で行う予定です。
Crusoeはあわせて、工場で統合・検証したAI設備を展開するNVIDIA DSX PODの設計パートナーに加わりました。クラウド側では、強化学習の学習器、推論、報酬処理、評価をまとめて運用するManaged RLと、モデルやエージェントの評価・監視を支えるManaged MLflowを限定プレビューで提供します。既存のSpark設備はOllamaなどが利用していますが、これは新しい液冷版の稼働実績を示すものではありません。設備の供給とモデル運用の双方を自社で支える体制の拡張となります。
Crusoeについて
Crusoeとは、2018年に設立されたアメリカのAIインフラ企業で、本社はコロラド州デンバーにあります。Chase LochmillerとCully Cavnessが共同創業しました。主力サービスはGPUクラウドのCrusoe Cloudで、AIモデルの学習や推論を支えます。電力調達、データセンターの設計・建設、機器製造、クラウド運用を一体で手がける点が特徴です。豊富なエネルギーと計算資源を結びつけ、エネルギーと知性の豊かさを加速することをミッションに掲げています。
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