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2026/10/31

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低炭素セメントのFortera、Metaと約20万トン分の環境属性証書を供給する複数年契約を締結

ForteraはMetaと、同社の低炭素セメント約20万トンに対応する環境属性証書(EAC)を供給する複数年契約を締結しました。建設材料の排出削減効果に対する長期需要を明確にし、量産設備の開発を後押しする取り組みです。Metaには、セメントそのものを自社の建設事業に利用する選択肢に加え、提携の対象数量や期間を拡大する選択肢も設けられています。契約額は公表されていません。

EACは、低炭素セメントという物理的な製品と、その環境上の価値を切り離して扱う仕組みです。セメントを遠方の工事現場まで運ぶことが難しい場合でも、購入企業は製造拠点で生まれる低炭素属性の需要を支えられます。Forteraは、証書を生産・販売データで裏付け、第三者の登録簿で追跡し、一つの顧客に移転すると説明しています。今回の約20万トンは証書に対応するセメント量であり、Metaへの現物納入量や削減されるCO₂の量を示す数字ではありません。

契約は、米国ミズーリ州セント・ジェネビーブで計画するForteraのセメント工場の開発を支援します。同社は既存の石灰・セメント設備に組み込むReCarb技術で回収CO₂を原料へ変え、ReActセメントを生産します。通常のポルトランドセメントに比べ製造時の排出量を70%削減できるとの説明で、第三者試験を経てASTM規格にも適合しています。長期購入契約による収益の見通しを設備資金の確保につなげる狙いですが、新工場の稼働開始や資金調達の完了を発表したものではありません。

 

Forteraについて
Forteraとは、米国カリフォルニア州サンノゼを拠点に低炭素セメントを開発する企業です。2019年にRyan GilliamとMike Weissが共同創業しました。独自のReCarb技術で産業由来のCO₂を回収し、セメント原料に転換します。主力製品ReActは、通常のセメントとの混合や代替に使われます。既存の石灰・セメント工場や物流網を活用し、製品販売と環境属性証書を通じて建設材料の脱炭素化を進める事業モデルが特徴です。

TagsCleanTechUnited States

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