Tetavi 世界初のエンド・ツー・エンドのボリューメトリック・プラットフォーム

ボリュメトリックビデオ（Volumetric video）とは、現実の空間・場所や実在の人、その人の動作などを三次元デジタルデータとして撮影する、またその技術のことです。人の動作をデータとして取り込む仕組みとしてはモーションキャプチャーという仕組みもありますが、モーションキャプチャーが人やモノの動き方のみを捕らえるのに対して、ボリュメトリックビデオ撮影は、三次元の画像の記録、つまり「光をボクセルデータとして記録する」というのが大きな違いです。ボリュメトリックビデオ撮影を行うためには、さまざまな手法がありますが、いずれにしても撮影画像から3D空間を再構成するわけですから、鍵となるのは、物体の映像をさまざまな角度から撮影すること、その物体がどこにあるのか位置情報を記録しておくことです。

今回は、ボリューメトリック・プラットフォームを開発するイスラエルのスタートアップTetaviを取り上げます。

■スタートアップ名：Tetavi
■サイト：https://www.tetavi.com/
■分野：AR/VR

■ソリューション：
 非構造化光を利用して点の雲を作り正確な画像を作る新しい3Dイメージングを開発

■ポイント：
・テレビ、携帯電話/タブレット、ラップトップ、VR/ARヘッドセットなど、利用可能なすべてのスクリーンで視聴できるスポーツ、放送、バーチャルリアリティアプリケーションのための高品質のフリービューポイントビデオFVV.コンテンツを生成する方法とシステムを開発
・世界初のエンド・ツー・エンドのボリューメトリック・プラットフォーム（volumetric platform）を開発
・ホログラム作成技術に関して特許申請中
・AR/VR向けに高品質の3次元ホログラム作成技術を開発
・作成されたホログラムはあらゆる角度から閲覧可能
・映像のキャプチャはポータブルなシステムのため、どこでも短時間で撮影可能
・録画からAIによる処理、配信までを一気通貫で実現