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イスラエルのREE Automotive社がAustinに進出、2023年の生産を予定
イスラエルのテクノロジーとe-モビリティ企業であるREE Automotiveは、テキサス州Austinに米国本社を開設することを発表しました。Ree Automotive社は、フラットなスケートボードのようなデザインのシャーシを採用した電気自動車を開発しました。Ree社は、成長を続ける米国市場での需要に応えるため、米国に拠点を置くことを決定しました。特に、配送に使用されるようなミッション・スペシフィックな電気自動車が中心となります。Austinの拠点では、Ree社の「REEcorner tech」と呼ばれる車両や、超小型のコンセプトカーの組み立てとテストを行います。Austinでは、今後数年間で150名の雇用を創出し、2022年までに年間40,000台のモジュラープラットフォームEVの生産能力を持つことになります。
REEcorner社の技術的なアプローチは、ステアリング、ブレーキ、パワートレイン、制御などのコンポーネントがあらかじめパッケージ化されており、特定のユースケースに合わせてカスタマイズできる販売可能なユニットを提供することです。このコンセプトは、GMのAUTOnomyコンセプトを彷彿とさせるものです。REEcornerのアプローチと同様に、GMの忘れられたコンセプトは、ドライブ・バイ・ワイヤ技術を用いてさまざまな用途での使用を簡素化し、文字通りスケートボードのようになっていました。また、VWのMEBプラットフォームや起亜のE-GMPアーキテクチャーなど、EVやオートノミーが注目される中、複数の自動車メーカーが同様のアプローチを採用し始めています。Reeは、そのスケーラブルな技術を利用して、OEMから配送業者まで7,000億ドル規模の市場を開拓することを目指しています。
REEの共同創業者兼CEOであるDaniel Barel氏は、次のように述べています。「テキサス州オースティンに米国本社を設立することで、当社の成長と急速な拡大に向けた最適なポジションを得ることができました。また、Magna International社やJB Poindexter社など、北米に拠点を置くお客様やパートナーとの距離も縮まり、モジュール式EVの開発・提供に向けて協力していきたいと考えています」
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