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2021/12/09

Startup

謎に包まれたBioTech企業1E Therapeuticsが、設立から5ヶ月で1億2000万ドルのシードラウンドを実施

イスラエルのバイオテック企業1E Therapeuticsが、シードラウンドで1億2000万ドルを調達したことが明らかになりました。初期段階のバイオテック企業がこのような規模のラウンドを行うことは非常に稀であり、今回のシード資金調達はイスラエルの新興企業としては最大規模であると考えられます。1E Therapeuticsについてはあまり知られていませんが、医薬品の開発に積極的であると考えられています。同社への主要な投資家の一人は、Check Pointの共同設立者の一人であり、現在、バイオ・医療技術分野で活躍するイスラエル人投資家の中で最も注目されているシリアル・アントレプレナーのMarius Nacht氏であることも分かっています。イスラエルの会社登録簿によると、1E Therapeutics社は2021年7月11日に会社として登録されたばかりです。すでに数十人の研究者を雇用し、チームを拡大している最中の同社は、Rehovot Science Parkにオフィスと研究所のフロアを借りています。このビルでの同社の活動を示すものは、オフィスの入り口に掛けられた家庭用プリンターで製作された基本的な看板だけです。
 


Science Parkの従業員は、1E社がここ数ヶ月で建設したラボは、既存の大企業のラボに匹敵すると語っています。1E社のオフィスを訪れたことのある人は「1つの研究室にこれほど多くの先進的な機器が集まっているのは、業界でも大学でも見たことがありません。機器の費用だけで数千万円はかかると思います」とのことです。1E社は完全なウェブサイトも運営しておらず、現在はwww.1etx.com の1ページのみで、会社の活動についての簡単な説明と連絡用の電子メールが掲載されています。ホームページには、「当社は、独自の薬剤設計プラットフォームに基づき、ファーストインクラスのRNA標的治療薬を創出する画期的な医薬品開発企業です」と書かれています。また、1E社の「画期的なプロセスにより、生命を脅かす慢性疾患や、新たに出現する進化した病原体に対応する革新的な医薬品を開発できることが証明されています。1E社はすでに、がん、加齢性疾患、免疫学、抗菌性、ウイルス感染、孤児の神経疾患などの幅広い適応症に対応するリード化合物を保有しています」 と述べています。 



1E Therapeuticsのリードサイエンティストは、ヘブライ大学で医学博士号を取得し、MITおよびハーバード大学のGeorge Church研究室でポスドクとしての研修を終えたBachelet博士です。Bachelet博士は、治療用DNAのナノテクノロジーや合成生物学のパイオニアとして知られているほか、医薬品や診断薬業界で複数の会社を設立しています。Bachelet博士とNacht氏は過去に何度か提携しており、その中には、膨大な種類の病気に対する新薬の創出を飛躍的に高めることができるAIを活用した創薬プラットフォームを開発しているWild Biotech社や、患者の病気の各段階を特異的に標的とするよう設計された個別の治療薬を創出するAummune社が含まれています。

 

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