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MedTech Earlyが、ラットが尿を嗅ぐことで93%の精度で肺がんを発見
イスラエルの新興企業が、尿サンプルの匂いを嗅いで癌を検出することをラットに教え、93%の精度でそれを実現していると発表しました。昨年620万ドルの投資を受けた新興企業Earlyは、その特許システムで訓練されたネズミが、人々が自宅で快適に提供できるサンプルを処理するために世界中で使われることを期待しています。
創業者兼CEOのミハエル・マーク・ダニエリ博士は、The Times of Israel紙に、次のように述べています。「ネズミを訓練し、ベルトコンベアーに似たプラットフォームの横にあるポッドの中に座らせます。尿の入ったカートリッジが届くと、ネズミはビープ音を聞き、カートリッジに頭を入れて匂いを嗅ぐことができるのです。もし、ネズミが頭を出したら、そのサンプルに肺がんがない証拠で、頭を入れたままなら、サンプルを渡した人が肺がんであることを意味します。この技術はまだ研究段階であるが、すべてがうまくいけば、これを市場に出すまで14ヶ月ほどかかるでしょう。」
この精度は、100サンプル中93サンプルで、肺がんの人の尿かそうでない人の尿かについて、ネズミが正しいことを意味します。この数値は、同社の研究によるもので、まだ専門家による審査は受けていません。マーク・ダニエリによれば、このネズミは、現在肺癌のスクリーニングに使われている低線量CTスキャンと呼ばれるX線検査と同程度の精度があるとのことです。尿サンプルを自宅で採取し、郵送して処理することができるため、検診の待ち時間をなくせる可能性があります。低線量CT検査と同様、ネズミの検査で癌と思われた人は、生検などさらなる検査に回されることになります。
マーク・ダニエリによれば、がんが独自のにおいを持つことと、ラットがにおいを感知する高度な能力を持っていることを利用しているとのことです。「がんにはそれぞれ特有のにおいがあることは、以前から知られていました。そして、ラットが驚くべき嗅覚の持ち主であることもわかっています。実際、匂いを嗅ぐという点では、どんな人工的な装置よりも1,000倍も敏感なのです。これまでの研究では、肺がんを特定しましたが、今後もさまざまながんを高い精度で検出できると期待しています。一般的な検査方法になる可能性があります」
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