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AIコーディングエージェントのCognition、手軽な従量課金プランを新たに導入
Cognitionが開発したAIプログラミングツール「Devin」は、昨年のリリース直後にソーシャルメディアで瞬く間に話題となり、多くの注目を集めました。ソフトウェア開発の一部のタスクを自律的にこなせるという点で注目されましたが、複雑なコーディングには課題があることも明らかになっています。それでも、PerplexityのCEOであるAravind Srinivasなど著名なAI企業創業者から称賛を受け、Cognitionの認知度が飛躍的に向上しました。
Devinは企業向けに月額500ドルという高額な料金で一般提供されていましたが、今回Cognitionは新たに導入しやすいエントリープランを発表しました。このプランは最初の料金が20ドルで、その後は使った分だけ支払う従量課金制となっています。しかし、この従量課金プランは使い方によってはかなり高額になる可能性もあります。初回20ドルで得られるのは約9ACU(コンピューティングクレジット)であり、これは「Devinが15分作業するごとに約1ACU消費する」という基準で計算すると、わずか2時間15分程度の作業量に相当します。大規模なコードベースを扱うプロジェクトにおいては、これでは不十分な場合も多いでしょう。それでもCognitionは、「Devin 2.0は昨年12月の初期版に比べて格段に改善された」と述べています。新しいバージョンでは、GitHubのCopilotと同様に、コーディングプロジェクトの計画を立てたり、コードに関する質問に引用付きで回答したり、ドキュメント化されたコードのWikiを作成する機能などが加わっています。
Devin開発チームのSilas Albertiは、「以前と比べて作業効率が2倍になった」とコメントしています。ただし、現状のAIによるコード生成ツールは、プログラミングロジックの理解不足からセキュリティの脆弱性やバグを生むことも知られており、Devinも直近の検証では20件中3件のタスクしか成功しなかったという報告があります。そのため、こうした改善の主張については慎重に評価する必要があります。
Cognitionについて
DevinはCognitionが開発するAI駆動型のプログラミングツールです。自動的にコードを書き、開発タスクを支援することで、プログラマーの作業効率化を目指しています。大規模な資金調達に成功しており、AI技術を利用したソフトウェア開発支援ツールとして大きな注目を集めています。
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