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非構造化データのMLツールを構築する"Galileo"がSeries Aで$18Mを調達
Galileoは、Battery Venturesがリードし、既存投資家のThe Factoryと新規投資家のWalden Catalyst, FPV Venturesや業界で著名な個人投資家などが参加したSeries Aで$18Mを調達し、これまでの資金調達総額は$23.1Mとなった。
非構造化データ向けの初のMLデータインテリジェンス企業であるGalileoは、自然言語処理(NLP)に取り組むデータサイエンティストがより質の高い学習データで高性能なMLモデルを迅速に構築できるプラットフォームの無料版「Galileo Community Edition」を発表しました。この無償版は本日より利用可能で、11月15日のGalileo Demo Hourで紹介される予定です。
今日、世界のデータの80%以上は非構造化データ(テキスト、画像、音声など)です。Galileoが半年前に発売されるまでは、MLワークフロー中に非構造化データをデバッグ・修正するためのツールが市場に存在しなかったため、データサイエンティストはその大半の時間をExcelシートやPythonスクリプトでのデータデバッグに費やし、高品質のモデル制作に数ヶ月を要する原因となっていました。
「データがMLに力を与える一方で、非構造化データのデバッグは信じられないほど手作業で時間がかかるものです。Galilioの共同創業者メンバーがApple、Google、Uber AIにいたとき、非構造化データMLのためのデータに焦点を当てたツールが全くないことに気づきました。私たちは、世界中のデータサイエンスチームから同じことを繰り返し聞いていました。これが、私たちが非構造化データのMLツールを構築するためにGalileoを始めた理由です。今日、私たちはGalileo Community Editionを通じて、データサイエンティストなら誰でもサインアップして、MLデータを即座に修正するスーパーパワーを手に入れることができるように、Galileoを無料で提供します」と、Galileoの共同創業者兼CEOは述べました。
Galileoは、誤った/悪い非構造化データ(ミスラベル、アンバランス、ドリフトデータなど)を、それらを修正するためのアクションや統合とともに、1つのプラットフォーム内で即座に表面化させます。これにより、データサイエンティストがデータエラーを修正し、最も価値の高いプロダクションデータを選択することで、高品質のトレーニングデータセットをキュレートするのにかかる時間を、Galileoでは数週間から数分に短縮することができます。
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