イスラエルのAutoTech EVR Motors が革新的なモーターをAuto Expoに出展

EVR motorsは、特許を取得したユニークなモーターを開発しました。台形ステータ ラジアル磁束永久磁石（TS-RFPM）モータです。標準的なモーターと比較して、EVRの電気モーターは30%～50%軽量かつ小型で、コストが大幅に削減され、ユーザーの要件に合わせることができるのが特徴です。EVRの最初のモーターは、2輪車と3輪車用に設計されたもので、さらに幅広い用途に適しています。

EVRは今回、複数のモビリティアプリケーションに対応する様々なモータの新開発を紹介する予定です。EVRは、2輪車や3輪車向けのこれまでの開発品に加え、小型商用車（LCV）や電子バスなど、さまざまなモビリティ用途のモーターを新たに開発し、展示します。モーターは多様な要件に対応し、類似の設計と金型に基づく複数のバリエーションが可能なため、OEMは電動モビリティへの移行をより簡単かつ迅速に行うことができるようになります。サイズや出力、内部または外部ローター、48Vから800Vまでの電圧、空冷または液冷など、さまざまなバリエーションが可能です。

EVR MotorsのCEOであるOpher Doronは、次のように述べています。「Auto Expoで当社の拡大する電気モーターのラインアップを紹介できることを嬉しく思っています。この1年でインドのメーカーと複数の商業契約を結び、2023年中に複数のモーターバージョンが路上を走ることになると思います。インドは、急速な電動化への移行と素晴らしい産業基盤を併せ持つ、我々の活動の中心的な場所です。我々は、自動車メーカーに我々の先進技術を示すためにここにいます。」

EVRモーターズについて
EVR Motorsは、イスラエルのスタートアップ企業で、顧客の特定の要求に応える高度な電気モーターを設計しています。同社の電気モーターは、独自の技術に基づき、従来の最新型モーターよりも重量、体積、コストを削減しています。EVR Motorsは、優れたEモーターの製造に関心を持つOEMやティア1企業と提携し、モーターの設計から試作、製造準備まで、すべての段階を通じてパートナーをサポートしています。EVRは現在、イスラエルにある自社施設で、ほとんどのモビリティおよび産業用アプリケーションに適したさまざまなモーターを開発しています。

同社は2019年から、前職でイスラエル航空宇宙産業の宇宙部門VP兼ゼネラルマネージャーを務め、SpaceIl社の月着陸船Beresheetの設計・製造や、イスラエルの月への画期的なミッションでIAIのチームを率いたOpher Doronが経営に当たっている。また、イスラエルや海外のユーザー向けに航空宇宙産業の通信・観測衛星の開発、建設、打ち上げ、運用の責任者を務めました。EVR Motorsは、現社長兼COOのEli Rozinskyが、Victor Kislev、Ruslan Shabinskiとともに設立した会社です。会長は、元イスラエル国防省（MAFAT）国防研究開発局長で、Marius Nachtのハイテク投資を管理するOphir Shoham氏です。EVR Motorの最大の出資者は、イスラエルにおける連続起業、テクノロジー企業、ハイテク投資の第一人者であるMarius Nacht氏です。また、EVRは、イスラエル・イノベーション・オーソリティとBIRD財団から助成金を受けています。