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AT&Tのコアネットワークトラフィックの52%をDriveeNetsで実現
クラウドネイティブ・ネットワーキング・ソリューションのリーダーであるDrivenetsは、AT&Tのウェブサイトに掲載されたブログによると、現在AT&Tの北米ネットワークにおけるコアネットワークトラフィックの52%以上を占めているとのことです。DriveNets Network Cloudの導入により、2020年以降、AT&Tのネットワークにソフトウェアベースのコアルーティングソリューションが提供されています。
AT&Tによると、現在、本番トラフィックの半分以上が、DriveNetsのNetwork Cloud DNOSソフトウェアを搭載した分散型分解シャーシ(DDC)設計を採用した次世代コアルーターに移行しています。同社は現在、このシステムを500Tbpsに拡張し、さらに900Tbpsに拡張する道筋を探っています。ネットワークの制御をハードウェアからソフトウェアに移行し、単一ベンダーの独自で「ロックされた」機器を使用する従来の方法から、よりオープンでホワイトボックスベースのシステムに目を向けて、ネットワーク変革の旅を続けてきたと述べています。DriveNets Network Cloudは、AT&Tが5Gとファイバーの展開をより効率的に行い、コストを最小限に抑えながらネットワークトラフィックを増加させることを可能にしたAT&Tの分解型ネットワークプログラムの一部です。同社は、次世代ネットワークが期待を上回ったことを挙げています。
サービスプロバイダの間では、新しいネットワーキング・モデルの経験を積むにつれて、クラウド・ネイティブなディスアグリゲーション・ネットワークの採用が進んでいます。大手システムインテグレーターのKGPCoによると、このようなネットワークは、実際、従来のネットワークよりもシンプルで高速、かつコスト効率よく導入・運用することが可能です。
DriveNetsネットワーククラウドは、ネットワークサービスプロバイダーやクラウドのハイパースケーラーに極めて高い容量とスケールを提供します。コア、アグリゲーション、エッジ、ピアリングの各ネットワークサービスをサポートし、4Tbps(シングルボックス)から800Tbps(シングルルーターとして動作するホワイトボックスクラスタ)まで、拡張可能な物理クラスタ上で実行されます。このモデルは、クラウドアーキテクチャのようなネットワーク拡張の柔軟性と、新しいサービスを追加してネットワーク全体で効率的に拡張する能力の両方を提供するように設計されています。
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