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2023/04/04

Startup Portfolio

Dig Security クラウドやデータストアにリアルタイムでデータ保護を提供するData Detection and Response (DDR)

先日、2022年5月にステルスから脱却し、2022年9月に34ドルのシリーズAを調達したDig Securityの共同創業者兼CEO、Dan Benjaminと連絡を取りました。DanはMicrosoftとGoogleでリーダーシップを発揮し、その間に顧客がパブリッククラウドのデータセキュリティにギャップがあることに気づきました。その結果、クラウドデータセキュリティとリアルタイムの検知・対応を提供する会社、Dig Securityを設立することになりました。

Digは、ヘルスケアや金融など規制の厳しい業界の顧客のコンプライアンス達成を支援し、米国、欧州、イスラエルの金融サービスやビジネスソフトウェアのリーダーであるFortune 500企業、革新的なSaaSベースのテクノロジー企業などを顧客に持ちます。今日の組織は非常に多くのデータを保有しているため、何を保有しているのかが分からなくなりがちです。クラウド上にあるデータの数はオンプレミスを上回りますが、それを保護する適切なソリューションがありません。クラウドデータのセキュリティは、組織にとって最重要課題です。IBM SecurityとPonemon Instituteによる「2022 Cost of a Data Breach Report」によると、過去1年間のデータ侵害の約半数がクラウドベースでした。さらに、消費者金融保護局(CFPB)やFTCのセーフガード・ルールで新たに設定されたより厳しいデータセキュリティ基準により、顧客データの安全性に対する規制圧力が高まっています。Dig Securityは、あらゆるクラウドやデータストアにリアルタイムでデータ保護を提供するData Detection and Response (DDR)を開発しました。Digデータセキュリティプラットフォームは、マルチクラウドのデータ資産に対する完全な可視性と制御を一貫して顧客に提供します。

Digは、あらゆるデータ資産(それがPaaS(Platform as a Service)、DBaaS(Database as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)のいずれであっても)を自動的に見つけ出し、その使用方法と含まれるものにコンテキストを持たせ、リアルタイムに保護を提供します。今日、意欲的な攻撃者は、3分以内にクラウド上のデータを侵害することができます。そのため、DDRはクラウドデータセキュリティの必須要件となっています。Digはそれを備えた唯一のソリューションであり、平均検出時間(MTTD)は1分未満です。つまり、データ侵害を被害が出る前にキルチェーンの早い段階で食い止めることができるのです。最終的にDigのビジョンは、現代企業のデータ保護ニーズに対応するのに適したセキュリティプラットフォーム、つまりクラウドで生まれた、ビジネスのスピードを超えた俊敏なイノベーターになることです。


Dan Benjamin氏は、次のように述べています。「ガートナーは、2025年までに60%の組織が、第三者取引やビジネス契約を行う際の主要な判断材料として、サイバーセキュリティリスクを用いるようになると予測しています。その際、重要な要素となるのがデータセキュリティです。企業は、パートナーである企業が適切なデータセキュリティのベストプラクティスを維持していることを保証してほしいと考えています。飽和状態にある市場では、競争上の優位性が重要です。企業は、データ・セキュリティと安全なデータの取り扱いを優先する企業と取引したいと考えます。UberやLastPassの情報漏えい事件など、注目すべきセキュリティ事件は、サイバーセキュリティの脅威が急速に拡大しているだけでなく、データを保護し続けるために必要な適切なデータセキュリティ管理ができていない組織や、データが漏洩したときにそれを知るための可視性がない組織がいかに多いかを示しています。データがクラウド上に溢れ続ける中、最新のデータセキュリティソリューションを使用することで、企業は進化し続ける脅威の状況に対応するために必要な優位性を得ることができます。」

 

TagsCyber SecurityIsrael

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