2023/05/12
Startup
SpaceTechのWeSpaceが、3年後に、月面にペイロードを投下する月面飛行サービスを提供予定
何十年もの間、地球の天然衛星は宇宙探査の最も人気のある目的地の一つでした。Artemis(アルテミス)計画や、人類が月面に移住することへの期待もあり、近年、月面の経済市場は大きく盛り上がっています。月面の貴重な資源をより深く理解し、未来の宇宙飛行士にサービスを提供するために、いくつかの新興企業が技術的なソリューションを提供する準備を進めています。
その中でも、WeSpaceというイスラエルのベンチャー企業は、月面飛行サービスを提供するための斬新なコンセプトの開発に取り組んでいます。顧客のペイロードを飛行させ、遠隔地からデータを収集することができるのです。現在、月面の5%しか地図がないと言われており、未知の部分が多いですが、このホッパーは、スラスターを使って月面を自律的に飛行することができます。また、クレーターや地下の溶岩洞窟など、複雑な場所を探査することも可能です。さらに、このような困難な場所に科学機器を投下して、観測やデータ収集を行うことも可能です。
また、報道によると、氷が多く存在する可能性の高い、影がある地域の上空をホバリングすることもできるそうです。そのような場所では常時無線通信は困難ですが、このホッパーは単独で容易に航行し、必要なデータを生成することが可能です。
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