Web3のFireblocks、元ニューヨーク金融監督官を雇用してコンプライアンスを強化

暗号資産の保管業者であるFireblocksは、元ニューヨーク金融監督官を雇用して、ブロックチェーンベースのコンプライアンス製品の開発を支援します。

Fireblocksは、The Blockに提供した声明で、ニューヨーク州金融サービス局の仮想通貨の元副監督官であるPeter Martonを、会社のデジタルアイデンティティのディレクターとして任命したと発表しました。MartonはFireblocksの最高法務・コンプライアンス責任者であるJason Allegrante直属で報告します。

一方、Nightfall（EYとPolygonが共同開発したLayer 2 rollup ブロックチェーン）を構築した専門家暗号解読者であるChaitanya Reddy Kondaも、デジタルアイデンティティとプライバシーのシニア技術製品マネージャーとしてFireblocksに入社したとの声明で述べられています。

声明の中でAllegranteは、「Peterが世界屈指の仮想通貨ユニットでの規制枠組みの開発に関する卓越した経験は、デジタルおよび金融市場を変革し、安全性、健全性、および消費者保護の基準を設定するのに役立つオンチェーンアイデンティティとプログラム可能なコンプライアンスソリューションの開発を進める際に非常に貴重であるはずです」と述べています。