Startup Portfolio
スマートバードフィーダーのBird Buddy、昆虫向け「Wonder」ラインを発表
Bird Buddyは、スマートバードフィーダーで消費者技術を融合させ、注目を集めているスタートアップです。このたび、CES 2025にて、新たなブランド「Wonder」を発表し、昆虫、特に蝶や蜂といった花粉媒介者向け製品に展開を広げることを明らかにしました。
Wonderは、2025年に「Petal」と「Wonder Blocks」の2つの製品を発売します。
• Petal
Petalは、既存のBird Buddy製品と同様、自然観察を楽しむためのスマートデバイスです。この製品は花の形を模しており、茎部分には太陽光パネルが葉のように配置されています。柔軟な茎は地面に差し込んだり、木の枝に巻きつけたりして設置可能です。Wonderによれば、Petalは次のような特徴を備えています:「Petalは最先端の技術とエンジニアリングを融合させ、自然の光景や音をAI技術で解釈し、スマートフォンやデバイスにライブ配信します。鳥の孵化、蝶の羽ばたき、花の開花、蜂の受粉といった生命の瞬間をリアルタイムでお届けします。」
• Wonder Blocks
Wonder Blocksは、自然環境を豊かにするためのモジュラー型システムです。この円柱状のセットには、以下の要素が含まれています:
• 植物用ポット
• 種子トレイ
• 蝶のフィーダー
• 蜂や昆虫用「ホテル」
PetalはWonder Blocksの上に取り付けることも可能です。この製品は、庭や自然環境に生物多様性をもたらしつつ、ユーザーが自然をより深く体験できる仕組みを提供します。
Bird Buddyは、従来の鳥向けフィーダーの成功を昆虫向け製品に応用し、さらに幅広い生態系に貢献しようとしています。この展開により、ユーザーは花粉媒介者や庭の生態系についてより深く学び、観察を楽しむことができるようになります。
Bird Buddyについて
Bird Buddyは、AI、太陽光充電、セキュリティカメラ技術を組み合わせたスマートバードフィーダーで知られるスタートアップです。同社は、自然観察を日常生活に取り入れるための革新的な製品を提供しており、消費者に新たな体験を提供しています。今回の「Wonder」ラインは、昆虫を対象にした製品を通じて、さらに生態系保護と教育の可能性を広げています。
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