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2025/07/25

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金融犯罪対策ソリューションのThetaRay、コンプライアンス部門に自律性と即応性を提供する新機能をリリース

金融犯罪対策におけるCognitive AI(認知型AI)技術のリーダーであるThetaRayは、コンプライアンス部門が自らマネーロンダリング防止(AML)ルールを構築・検証・最適化できる「Self-Service Rule Builder」と「Self-Service Simulator」の提供を開始したと発表しました。これにより、従来数週間を要していたルールライフサイクルが数時間に短縮され、IT部門や外部ベンダーへの依存なしに、リスクや規制の変化に即座に対応できるようになります。このSelf-Service Rule Builderは、ノーコードで高度なルールロジックやカスタム集計条件を直感的に構築できるインターフェースを備えており、複雑なコンプライアンス要件に対して柔軟かつ迅速な対応を可能にします。さらに、Self-Service Simulatorと組み合わせることで、本番環境に影響を与えることなく、複数のルールバージョンを安全にテスト・比較・評価することができます。AIモデルとの組み合わせによる精度の最適化も図ることができ、より効果的な不正検知戦略を立てる上で強力なツールとなります。

 

この新機能は、ThetaRayが目指す「コンプライアンスを業務負荷ではなく成長ドライバーに変える」というビジョンの一環です。規制対応の効率化に加え、隠れた不正ネットワークの発見や顧客体験の向上にも寄与し、金融機関がより安心して新市場への展開を進めることを支援します。ThetaRayの製品担当SVPであるNitzan Solomon氏は、「今回のリリースは、コンプライアンス部門が自らの手でリスク戦略を管理・最適化できる真の“セルフサービス”環境の実現を意味します。ガバナンスを確保しながらも、脅威への対応力を飛躍的に高めることができます」とコメントしています。

 

CEOのPeter Reynolds氏も「これはコンプライアンス業務の在り方を根本から変えるものです。自律的な運用が可能になったことで、運用負荷が軽減され、スピードと柔軟性が飛躍的に向上します。新たなリスクやビジネス拡大に対して、組織が自信を持って対応できるようになるでしょう」と述べています。この機能はすでにSantander、Clear Bank、Mashreq Bank、Payoneer、Onafriq、Travelexなど、世界を代表する金融機関で採用されており、グローバルな金融エコシステムにおける信頼性と拡張性の確保に貢献しています。

 

ThetaRayについて
ThetaRayは、Cognitive AIを活用した次世代型金融犯罪対策ソリューションを提供するSaaS企業です。従来のルールベースでは対応困難な取引監視やAML業務において、正当な取引と不正行為を高精度に識別し、導入までの期間を短縮。規制遵守を成長機会に変えるアプローチにより、金融機関が安心して国際展開を進めるための基盤を提供します。Santander、Clear Bank、Mashreq Bank、Payoneer、Onafriq、Travelexなどの主要金融機関に導入されており、グローバルなコンプライアンス業務の革新を牽引しています。

 

TagsCyber SecurityFinTechIsrael

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