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メンタルヘルスのHeadway、新Chief Medical OfficerにDr. Neha Chaudharyを迎え、高品質なケアの拡大を推進
メンタルヘルスケアシステムを再構築するHeadwayは、新たにDr. Neha ChaudharyをChief Medical Officer(最高医療責任者)に任命したと発表しました。Chaudhary氏はハーバード大学医学部およびマサチューセッツ総合病院で活動する小児・思春期精神科医であり、デジタルメンタルヘルスの拡大において豊富なリーダーシップ経験を持ちます。今後、Headwayの60,000人以上のプロバイダーから成るネットワーク全体で、臨床品質の基準を確立・拡充していく役割を担います。
Headwayの創業者兼CEOであるAndrew Adams氏は、「Chaudhary氏の採用は、アクセスと臨床的卓越性を両立させるという当社の姿勢を示しています」と述べました。研究成果を実践的なソリューションに変換する能力と起業家的なアプローチを兼ね備えたChaudhary氏は、Headwayが高品質なケアの新しい基準を打ち立てる理想的なリーダーであると評価しています。Chaudhary氏はこれまでModern HealthのChief Medical Officerを務め、臨床戦略や研究の主導を通じてプロダクト開発やアウトカム改善に貢献しました。また、スタンフォード大学でメンタルヘルスイノベーション研究所を共同設立し、製品設計に科学的根拠を組み込む枠組みを開発するとともに、メンタルヘルスイノベーションに関する初の大学講義を共催しました。ニューヨーク・タイムズやCNNなどの主要メディアにも取り上げられ、メンタルヘルスに関する社会的理解を広める役割も果たしています。
今後Headwayにおいては、臨床戦略、品質改善、研究機能を主導し、製品やデータチームと協働してケアの質や有効性の向上、プロバイダーの体験改善、患者アウトカムの可視化を進めていく予定です。Chaudhary氏は「メンタルヘルスケアは、規模拡大と科学的厳密性を融合させる一世一代の機会を迎えています。Headwayのインフラは、質の高いケアを大規模に実現する前例のない可能性を秘めています」と語りました。
Headwayについて
Headwayは、すべての人が適切なセラピストによるケアを保険適用で受けられる新しいメンタルヘルスケアシステムを構築している企業です。現在、全米最大のメンタルヘルスプロバイダーネットワークを持ち、全50州およびワシントンD.C.で運営。Andreessen HorowitzやAccelなどの有力VCから資金を調達しています。患者はHeadwayのサイトから48時間以内に予約でき、セラピストはHeadwayを通じてプライベートプラクティスを効率的に運営できます。