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分散データガバナンスのExpanso、Coginitiと提携しエッジからAIまでの安全なDataOpsを実現
アップストリームのデータ制御プラットフォームを提供するExpansoと、セキュアな協調型データ運用プラットフォームのCoginitiは、戦略的パートナーシップを発表しました。狙いは、エッジ、オンプレミス、エアギャップ環境などリモートで分散した場所にあるデータを、従来のような高コスト、複雑性、コンプライアンスリスクを伴わずに、安全に移送し、分析やAIで活用できる形に運用するという企業の重要課題を解決することです。
企業のデータは「生成場所が分散している」一方で、セキュリティ境界や規制要件は厳格化しており、データを中央に集約する従来型のアーキテクチャでは問題が顕在化しています。生データをそのまま移動させると帯域やストレージが圧迫されてコストが暴騰し、ガバナンス適用前に機密データが境界を越えることでコンプライアンス上の穴が生まれます。さらに手作業中心のパイプラインは本番運用までに数カ月を要し、ようやく集約した時点ではデータが陳腐化しているケースも少なくありません。
今回の連携では、Expansoがデータの発生源でフィルタリング、マスキング、エンリッチメントを行い、移送前にポリシーに基づくガバナンスを適用します。これにより、価値の低いデータを移動させずに済むためデータ量を削減でき、クラウドのエグレスコストを抑えながら、機密データが安全な境界外に出ないようにします。そのうえでCoginitiが、クリーン化されたデータを協調型のDataOpsワークフローで変換、テスト、モデリングし、信頼できるデータプロダクトとして公開します。CoginitiのSemantic Layerにより、BIツール、業務アプリケーション、AIエージェント間でビジネスロジックと指標が標準化され、データの利用が一貫したものになります。
両社はこの統合で、リモートやエアギャップ環境からの安全な分散取り込み、移動前のエッジネイティブなフィルタリングとマスキング、クラウド到達前での50%超のデータ量削減、データの出所から消費までのリネージの可視化を可能にするとしています。結果として、複雑で規制の厳しいハイブリッド環境に最適化されたガバナンス付きパイプラインを、従来より低いコストと短い期間で構築できると説明しています。CoginitiのCEOであるRick Hall氏は、分散データを信頼できるAI対応インサイトへ変換するための安全で統制可能な道筋が必要だと述べ、ExpansoのCEOであるDavid Aronchick氏も、そもそも移動すべきでないデータが多すぎる現状を踏まえ、データが生まれる場所で削減し、価値の高いデータだけが信頼できる経路で分析やAIに届く設計が重要だと強調しています。統合はすでに提供開始されており、政府・防衛、製造、物流、金融などセキュリティ要件の高い産業向けにリファレンスアーキテクチャやガイドも用意されています。
Expansoについて
Expansoは、分散データの増大に直面する企業向けに、データの発生源で処理・フィルタリング・ガバナンスを行うアップストリーム制御プラットフォームを提供する企業です。エッジ、オンプレミス、クラウドでデータ量を削減し、コストを抑えながら、Snowflake、Databricks、Splunkなどの下流基盤をより高速で安価かつ信頼性高く活用できる状態に整えます。100以上のコネクタとポリシー駆動のパイプラインにより、既存インフラを大きく置き換えることなく、ガバナンスとコスト統制を実現します。
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