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Clinical AIのPhaseV、AIによる治験施設選定とリアルタイム分析でIBD治験を加速
PhaseVは、2026年にラスベガスで開催されたCrohn’s & Colitis Congressにおいて、炎症性腸疾患(IBD)臨床試験の効率を大幅に改善する新たな研究成果を発表しました。発表では、AIと因果機械学習(Causal ML)を活用した治験施設選定とリアルタイム分析により、患者リクルートの不確実性を低減し、試験全体のスピードと成功確率を高められることが示されました。臨床試験の遅延は、患者募集の不確実性、施設ごとの診療慣行のばらつき、プロトコル変更への対応力不足などが主因となっています。PhaseVのClinOps Optimizerは、これらの課題に対し、患者および施設レベルの詳細データを因果機械学習で分析し、試験運営を「事後対応型」から「動的最適化型」へと転換します。
本取り組みは、Crohn’s & Colitis Foundationとの戦略的パートナーシップに支えられています。同財団が運営するIBD Plexus® Research Acceleratorが保有する、世界最大級のIBD患者データおよびバイオサンプルと、PhaseVのAI基盤を組み合わせることで、治験プロトコルに最適な施設選定や試験設計が可能になります。ClinOps Optimizerは、年齢、BMI、民族性、遺伝子マーカー、併存疾患、治療歴といった多様な共変量を考慮し、各施設が目標とする患者募集やデータ品質を達成できる確率を推定します。これにより、適格基準と治療メカニズムに合致した施設選定が可能となり、多様性と運営効率の両立を実現します。
さらに、スクリーニング率、来院遵守率、プロトコル逸脱をリアルタイムで可視化するダッシュボードにより、IBDのように症状変動が大きい領域でも、柔軟かつ迅速な意思決定が可能になります。PhaseVは現在、40社以上の製薬・バイオテック企業やCROを支援し、消化器領域をはじめとする多様な治療分野で臨床開発の最適化を進めています。
PhaseVについて
PhaseVは、臨床試験ライフサイクル全体を最適化する統合型AI/MLプラットフォームを提供する企業です。ClinOps、Trial、Portfolio、Response Optimizerといったソリューションにより、治験設計から実行までをデータ駆動で支援し、試験コストの削減や成功確率の向上を実現しています。
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