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臨床試験を高速化する統合AI/ML基盤のPhaseV、2026年春夏の国際会議で因果AIとベイズ統計の活用を発信
PhaseVは、臨床開発向けAI/ML分野をリードする企業として、2026年春から夏にかけての国際会議への参加予定を発表しました。今回の発表では、Bayesian statisticsとCausal AI/MLを統合することで、より柔軟で堅牢かつ迅速な臨床試験を実現する技術基盤を、世界の製薬・バイオ業界に向けて訴求していく方針が示されました。PhaseVのCEO兼Co-founderであるRaviv Prylukは、製薬業界におけるAI導入はすでに本格段階に入っており、同社はスポンサー企業が正しい形でAIを導入できるよう支援することに注力していると述べています。また、因果機械学習を活用して試験設計や業務フローを最適化し、開発リスクを下げる取り組みを牽引していることに誇りを持っているとしています。PhaseVの使命は、バイオ医薬品企業が現代的でデータ駆動型のツールを導入し、開発プログラムを加速させ、有望な治療法をより早く患者に届けられるようにすることだと強調しました。
同社は春から夏にかけて、米国、欧州、中東を中心に多数の業界イベントへ参加します。4月には、North Carolina州Caryで開催されるDuke Industry Statistics Symposiumで、現代のバイオ医薬品開発に向けたAI支援型Bayesian causal ML手法とソフトウェアについて発表します。続いてBostonで開催されるChief Medical Officer Summit 360°では、Raviv Prylukが、CMOがどのようにCausal AIを活用して臨床開発のリスクを低減できるかをテーマに講演を行います。さらにNew YorkでのAWS Life Sciences Symposium 2026では、クラウドコンピューティングと高度なAIが臨床試験にもたらす可能性について業界リーダーと議論する予定です。4月末にはBostonで開催されるClinical Outsourcing Group New Englandにて、基調講演とブース出展を行います。その後も、5月のFierce Biotech Week、ISPOR 2026、ScopeX、BIO IT World、6月のDIA 2026、PSI 2026、Longwood Healthcare Leaders MIT CEOなど、多数の場で講演、ポスター発表、展示を予定しています。BIO IT WorldではAI in Oncologyに関する発表を行い、Longwood Healthcare Leaders MIT CEOではRaviv Prylukが薬事承認の見通しや患者への責任をテーマにしたパネルのモデレーターを務めます。
これに加え、PhaseVはBBSW AI Solution Summit、BioMed Israel、BIO International、EULAR 2026などにも参加し、ブリーフィングやデモ、ネットワーキングの機会を提供します。これらの活動は、同社が自社技術を単なる理論や研究段階にとどめず、実際の臨床開発の現場で使われる実務的な基盤として広げていこうとしていることを示しています。PhaseVが前面に押し出しているのは、臨床試験をより賢く、より速く、より成功確率の高いものへ変えるという価値提案です。Bayesian statisticsとCausal AI/MLを組み合わせることで、試験設計、患者集団の選定、運用最適化、開発判断をより精密に行えるようにし、固定型試験、Bayesian試験、適応型試験をより効率的に実行することを目指しています。今回の国際会議での積極的な発信は、PhaseVがグローバル市場で存在感を高め、AI主導の臨床開発基盤としての地位を強めようとしていることを示す動きです。
PhaseVについて
Bostonを拠点とするPhaseVは、臨床試験ライフサイクル全体を最適化する統合型・マルチモーダルAI/MLプラットフォームを提供する企業です。ClinOps、Trial、Portfolio、Response Optimizersといった中核ソリューションを通じて、バイオ医薬品企業やCROが適切な資産、適応症、患者集団を選定し、最適化された固定型試験、Bayesian試験、適応型試験を迅速に設計、計画、実行できるよう支援しています。これまでに45社を超える主要製薬・バイオ企業に対して導入実績があり、試験コストを最大50%削減し、成功確率を30%以上高めたとしています。
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