Startup Portfolio
Drivenets : 通信事業者向けにネットワーククラウド
ドコモは2020年3月25日から第5世代移動通信システム「5G」のサービスを開始していますが、5Gでは「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」が実現できます。国際標準化(ITU-R)で将来的には20Gbpsという超高速通信が実現しそうです。よりリッチなコンテンツが提供できる土壌が整いつつあります。今回のコロナ禍で医療の問題点が顕在化したりしましたが、今後、AR/VRを利用した遠隔医療等、規制緩和等の法的な整備は必要ですが、新しい分野のサービスが展開されていきそうです。そのようなネットワークのコア技術ですが、ハードからソフトへの大きなトレンドがあり、今回は、そこに焦点を当てたイスラエルのスタートアップをピックアップします。
■スタートアップ名:Drivenets
■サイト:https://drivenets.com/
■分野:Network Management Software service
■ソリューション:
通信事業者向けにネットワーククラウドと呼ばれる、ソフトウェアで実現されたルーティング・インフラストラクチャのソリューションを提供。SDN(Software Defined Network)は、ソフトウェアでネットワーク機器を制御するための技術であり、ルータ・スイッチ・ロードバランサといったネットワーク機器を物理的な装置ではなく、ソフト的に制御することが可能。4TB/秒の単一ルーターを独自の手法で拡張することで、単一ルーターでありながら192TB/秒(100Gのうち1920ポート)の転送に成功し、市場最大のクラウドベースの分散型コア・エッジルーターを実現。
■ポイント:
・格安なハードウェアとソフトウェアを使って、従来より早くて安いネットワークソリューションを実現
・ネットワーク運用を根本的に簡素化可能
・リニアにネットワークの増強が可能
・通信事業者は迅速なサービス革新、収益性の加速を実現可能
・今まで、(今も)通信事業者は、通信機器メーカから、ルータ等のハードと管理、制御ソフト、そして保守を組み合わせ、非常に高額な支払いをしています。Drivenetsは、ハードをコモディティとしてソフトウェアのサブスクリプションで収益を得るモデルのため、コストを削減できると共に、SDNのためより柔軟な変更が可能となります。創業者のIdo Susan氏は「DriveNetsは、グーグルやフェイスブックがコンピューティングやストレージで実現したことを、ルーターとスイッチに取り入れた」と発言しており、将来的に通信事業者のインフラに大きな革新をもたらす可能性を秘めたスタートアップだと思います。
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