Startup Portfolio
音声AIのElevenLabs、ARRが3.3億ドル超に到達
音声生成AIスタートアップのElevenLabsは、2024年に年間経常収益(ARR)が3億3,000万ドルを超えたと、CEOのMati StaniszewskiがBloombergのインタビューで明らかにしました。Staniszewskiは、この成長スピードが同社の事業軌道を明確に示していると述べています。ElevenLabsは2022年に創業し、2023年に初のプロダクトをローンチしましたが、ARR1億ドルに到達するまでに20カ月、2億ドルには10カ月、そして現在の水準まではわずか5カ月で到達しました。収益成長が加速していることが分かります。
同社の音声エージェント技術は、Fortune 500企業からスタートアップまで幅広く採用されており、企業のデータやナレッジベースを活用したカスタマーサポートや顧客体験の自動化に使われています。Xへの投稿によると、企業顧客は同技術を用いて月間5万件以上の通話を処理しているとのことです。資金調達面では、2025年1月にAndreessen Horowitz(a16z)とICONIQが共同主導するシリーズCで1億8,000万ドルを調達し、評価額は33億ドルに達しました。その後数カ月で、ICONIQと既存投資家のSequoiaが従業員株式を買い取る形で追加出資し、評価額はさらに倍増しました。
ElevenLabsは音声生成モデルや音声エージェントの提供に加え、2024年には音楽生成機能も開始しています。また、Michael CaineやMatthew McConaugheyといった著名俳優と提携し、AI生成コンテンツに本人の声を利用できる仕組みも導入しました。
ElevenLabsについて
ElevenLabsは、音声生成および音声エージェント技術を提供するAIスタートアップです。自然で高品質な音声合成を強みとし、カスタマーサポート、エンターテインメント、クリエイティブ分野など幅広い用途で採用されています。企業データと連携した音声AIにより、顧客体験の高度化を支援しています。
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