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Adaptive Shield : SaaSアプリのセキュリティコントロールを一元管理
今日、企業ではSaaSのソリューションを業務に取り込み、効率化を進めています。この流れは数年前から加速しており、クラウドをベースとしたサービスが、たくさん生まれています。例えば、電子メールにOffice365、ビジネス開発にSalesforce、財務にNetSuite、そして、コラボレーションにはZoomとSlack等など枚挙に暇がありません。
問題は、SaaSプロバイダーがネイティブのセキュリティ機能やコントロールを向上させても、それぞれのユーザが独自のセキュリティモデルや設定を持っていることです。このため、プラットフォーム、ビジネスユニット、ユーザーグループ間で一貫したポリシーを維持することは困難を極めています。
実際、異なるSaaSソリューションを利用した際の、セキュリティポリシー等の設定は時間がかかり、管理稼働に相当の労力を取られます。設定ミスによりデータが漏洩したという事件が紙面を賑わせることも多々発生しているため、手を抜くことができません。これらを一元的に管理できれば、SaaS利用をさらに効率化できると思います。今回は、この課題を解決するイスラエルのスタートアップAdaptive Shieldを取り上げます。

■スタートアップ名:Adaptive Shield
■サイト:https://www.adaptive-shield.com/
■分野:SaaS Security
■ソリューション:クラウドサービスの脆弱性管理自動化ソリューションを提供。企業に継続的な自動化ソリューションとナレッジベースを提供し、真のネイティブ SaaS セキュリティを実現。
■ポイント:
・すべてのSaaSアプリを継続的に監視し、設定ミス、不正なパーミッション、および可能性のあるすべての脆弱性を検出
・不具合や異常の最初の兆候で詳細なアラートを取得し、大きな問題になる前に未然に防ぐ機能
・すべてのネイティブ・セキュリティ・コントロールを単一の標準化されたビューに統合することで、SaaSセキュリティ・コントロールを一か所に集約
・問題に対して、ステップバイステップの修復プランを必要とする人に正確に提供、エンドツーエンドで進捗状況を簡単に追跡し、すべてが修正されたことを確認可能
・サービスのオンプレミスからクラウド化への流れの中、クラウドサービスの設定ミスによるリスクは高いため、今後も当該ソリューションのニーズは高まっていくと推測できます
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