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UAEとイスラエルは、食料と水の安全保障の分野で協力
7月13日から16日までイスラエルに滞在していたUAE食料安全保障担当大臣Mariam Al Mheiri氏は、いくつかの協定に署名したと国営通信社Wamが報じました。今回の訪問は、テルアビブの首長国大使館の開設に合わせて行われました。
Al Mheiri大臣は、「UAEとイスラエルは、それぞれの国民が十分な量の栄養価のある食料と水を確保するという課題を共有しています」と語りました。そして、イスラエルのOded Forer農務大臣と覚書を交わしました。これは、食料生産、食料サプライチェーン、研究・イノベーションにおける協力関係の強化を目的としたものです。
Al Mheiri氏はまた、イスラエルの環境保護大臣であるTamar Zandberg氏と、気候変動と生物多様性の確保に関する研究を組み合わせるための協定にも署名しました。

Al Mheiri氏は、次のように述べています。「UAEの国家食料安全保障戦略2051の主な柱の一つは、UAEのフードバリューチェーン全体におけるテクノロジーの利用を拡大することであり、もう一つは、国際的な食料供給源を拡大することです。イスラエルは世界でも有数のスタートアップエコシステムを有しており、イノベーションが重要な分野であるUAEは、この分野での協力を特に強く望んでいます。また、UAEが最近立ち上げたフードテックバレーは、この分野のハブとなることを目指しており、環境制御型農業、種子処理、精密灌漑、太陽エネルギー、海水淡水化などの取り組みを行うイスラエルの新興企業や既存企業を受け入れることができます。イスラエルとの提携は、今後30年以内にUAEをイノベーションによる食料安全保障の世界的な拠点とすることを目指すUAEの国家食料安全保障戦略2051を大きく後押しするものになると信じています」
また、Al Mheiriー氏は、アラバ砂漠を訪問し、アラバ研究開発センターを視察しました。アラバ施設は、新素材の開発・改良、農産物の品質向上、新しい作物の発見、新しい市場の開拓を目的とした、最先端の科学研究開発センターです。
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