Redefine Meat社が3DプリントされたAlt-Meat製品5種を商業的に発売

2021-07-31

Startup

近年、3Dプリントの肉を開発する取り組みがいくつか登場していますが、こうしたプロジェクトの中に、2018年に設立されたイスラエルのスタートアップRedefine Meatがあります。特許取得済みの3Dプリント技術を用いて、植物やその他のサステイナブルな製品から代替肉を設計しています。そして、このプロセスを通じて、Redefine Meatは、環境や動物に配慮しながら肉を得ることが可能であることを実証したいと考えています。最近、Redefine Meat社は、5種類の新しい3Dプリントの代替肉をイスラエルで販売しました。

 

 

植物性のひき肉、ソーセージ、ラムケバブ、ハンバーガー、Redefine Meat社の新しい製品ラインNew Meatは、すでに成功を収めています。一流のシェフや消費者によるテストと検証を経て、New Meat製品はイスラエルの一部のレストランやホテルで販売されています。Redefine Meat社のCEO兼共同設立者であるEshchar Ben-Shitrit氏は次のように説明しています。「このシリーズの各製品および今後発売される製品は、分子レベルでの食肉の理解、広範な研究開発、技術革新から生まれたもので、これらを組み合わせることで、現在存在するあらゆる食肉製品を作り出すことができます。このことは、正直言って、私たちが予想すらしなかった優れた味を実現するために重要であり、また、牛のあらゆる部位をおいしい植物性の肉に置き換えるという、他の誰も成し得なかったことを可能にする技術的な多様性を実現しています」

 

先に説明したように、イスラエルのスタートアップは、彼らが提供するNew Meat製品を印刷できるように、特許取得済みのプロセスを開発しました。Redefine Meat社の工業用プリンターは、さまざまな肉の味だけでなく、食感も再現することができます。代替肉の3Dプリンターを開発するために、同社は2019年に600万ドルを調達したことを発表しました。3DプリントされたAlt-Meatの成功を鑑みての正当な資金調達です。Redefine Meat社とイスラエルの食肉販売会社Best Meister社が主催した代替肉のブラインドテイスティングでは、多くの消費者が3Dプリントされた肉の品質に納得しました。

 

食品の3Dプリントは、現在、積層造形市場の中でも小さな部類に入りますが、将来的には、この種のプリントが成長しても不思議ではありません。魚介類を3DプリントしているRevo Foods社のように、すでに踏み切っている企業もあり、長期的には一般消費者に製品を提供したいと考えています。市場が本格的に拡大することで、将来的には食料生産の影響を抑えることができるかもしれません。

 

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